【2016年2月29日 東京発】
持続可能な開発のための2030アジェンダがスタートした2016年。国連フォーラムとUNICEF東京事務所は、「私たち一人一人がこの世界を変える」という意識改革が、持続可能な開発目標実現のためには必要である、との観点から、今回、「あなたの未来、そしてより良い世界実現のためのキャリアフォーラム@東京」を開催いたします。
UNICEF@PAK-2010-Noorani-1220 |
今回のフォーラムは、「UNICEFで働く-自分の人生をかける価値のある仕事‐」をメインテーマに、ゲストスピーカーとして、UNICEFニューヨーク本部から、人事局長のMs. Eva Mennelをお招きし、UNICEFで働く意義や、子どもたちにふさわしい世界実現のために、どのような人材や職能(Competency)をUNICEFが求めているかを、具体的に説明していただきます。また、実践形式でのモックインタビュー(模擬面接)も行っていただく予定です。また、国連フォーラム共同代表で、前UNICEFカザフスタン・東チモール代表の、久木田純氏から、UNICEFで過ごした約30年の経験から、子どもたちの権利を守るための現場での葛藤、UNICEF職員として働く誇りと情熱、また、どのような人材が新しい開発目標実現のためには必要かを、熱く語ってもらいます。また、外務省の阿部智国際機関人事センター長にもお越し頂き、日本人が国連機関で、働き、かつ活躍するためには、どのような準備が必要かをお話しいただきます。
質疑応答のあとは、ソフトドリンク、パスタやサンドイッチなどのような簡単な夕食をとりながらのネットワーキングレセプションもありますので、気の置けない自由な雰囲気で、登壇者や参加者間で意見交換も楽しめます。皆さまの多数のご参加をお待ちしております。どうぞお気軽にお越しください。
日時: | 2016年3月14日(月) 18:30 - 20:30 (18:00 開場) |
場所: | ホテル・ルポール麹町 3階 マーブル 麹町駅徒歩3分・永田町駅徒歩5分・赤坂見附駅徒歩8分 東京都千代田区、平河町2丁目4-3 03-3265-5361 ※できるだけ、公共交通機関をご利用いただければ、ありがたく存じます。 |
使用言語: | 登壇者が日本人の場合は日本語、UNICEF人事局長は英語で発表と質疑(通訳なし) ※全体質疑応答の部分は英語を第一言語としますが、日本語での質問をご希望の方は、スタッフがサポートいたします。 |
募集人数: | 会場の都合上、会場への参加は100名とさせていただきます。 参加費は無料です。なお、東京以外など、当日来場できない方も、YouTubeでライブ配信されますので、オンラインでの視聴が可能です。 |
申し込み方法: | 参加登録フォームから登録してください。締切は、3月10日(木)です。会場参加は100名になり次第、締め切らさせていただきます。
※Google+ハングアウトによるYouTubeライブ配信概要 |
主催: | 国連フォーラム UNICEF東京事務所 |
お問い合わせ先 : | UNICEF東京事務所 tokyo@unicef.org FAX: 03-5467-4437 ※お問合せは【 3月10日まで】となります |
[プログラム] 18:30 - 20:30 |
○ UNICEFで働く - 自分の人生をかける価値のある仕事‐
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○ 国際公務員として活躍するために
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○ パネル形式の全体質疑応答 |
○ ネットワーキングレセプション(会場内)
※プログラム後にオンラインベースのアンケートを実施する予定です |
久木田 純(くきた・じゅん)国連フォーラム共同代表
関西学院大学SGU招聘客員教授。西南学院大学文学部英語専攻卒業、シンガポール国立大学社会学部留学(ロータリー財団フェロー)を経て、九州大学大学院で教育心理学修士号取得,同博士課程進学。1985年外務省JPO試験に合格、翌年から国連職員としてUNICEF駐モルディブ事務所に派遣され、駐日事務所、駐ナミビア事務所、駐バングラデッシュ事務所、ニューヨーク本部を経て、駐東ティモール事務所代表、駐カザフスタン事務所代表を歴任。2015年1月国連退官。 2003年に世界銀行総裁賞受賞、2011年に東ティモール共和国勲章を受勲。1995~1997年,東京大学大学院医学系研究科および教育学部で非常勤講師。著書に『東ティモールの現場から~子どもと平和構築』(ソトコト新書,2012年)、共訳書に『マネジメント・開発・NGO~[学習する組織]BRACの貧困撲滅戦略』(新評論,2001年)。編著書に『現代のエスプリ~エンパワーメント』376号(至文堂,1998年)などがある。
Eva Mennel (エバ・メンネル)UNICEF本部 人事局長
2015年4月より現職。それ以前は、2013年からワシントンD.C.の世界銀行グループで、人事クライアントサービスの責任者としてグローバルに展開する分権化の進んだ組織の中で効率的な人事サポートを提供。組織の大きな変化に対応できる統合型クライアントサービス機能を構築するにあたって中心的な役割を果たした。1999年、世界銀行グループの民間セクター支援部門である国際金融公社(IFC)にクライアントサービスのマネージャーとして加わり、本部及び香港事務所で様々な人事関連業務を担当した。世界銀行グループに加わる前は、チューリッヒのスイス・ユニオン銀行で13年間勤務し、与信管理トレーニング、人材管理、リーダーシップ育成、幹部の後継プランニングに力を注いだ。
スイス、中国、米国に拠点を置く組織の人事における幅広いキャリアをもとに、人事プロセスの再構築をはじめとする人事改革を率いるとともに、政策の策定と実施、人材管理、幹部の後継プランニング、業績管理、幹部やリーダーの育成プログラムを先導してきた。
スイス国籍。ザンクトガレン大学にて経済学の博士号を取得。
阿部智(あべ・さとし) 外務省 国際機関人事センター長
83年外務省入省、在アフガニスタン大使館、外務省無償資金協力課、文化第一課、研修所、在ヒューストン日本総領事館、在ウクライナ大使館、外務省大洋州課、国別第1課、日本貿易振興機構(JETRO)農林水産部主査などを経て、2011-14年在パプアニューギニア大使館参事官、14年7月から現職。
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