【2016年5月30日 東京発】
2016年6月14日(火)、公益財団法人日本ユニセフ協会とNPO法人日本冒険遊び場づくり協会は、共催シンポジウム「あそびのちから ~子どもたちの復興をささえるもの~」をユニセフハウス(東京)にて開催します。
災害による急激な環境の変化により、一瞬にして奪われてしまう子どもたちの「日常」。安心して安全に過ごすことができる空間をいち早く確保し、「日常」を取り戻すことは、食糧や飲料水の支援と同様に大切です。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。日本ユニセフ協会はユニセフの知見に基づき、支援物資の配布と並行して避難所での「子どもにやさしい空間」の設置に取り組みました。
一方、日本冒険遊び場づくり協会は、阪神淡路大震災時の経験から、震災後すぐに気仙沼市に遊び場を開設。その遊び場を広域的な活動にするため、後に「プレーカー」による遊び場の出前を開始しました。その活動は、日本ユニセフ協会との連携により大きく広がり、被災3県の延べ110地域以上に、プレーカーが派遣されました。
本シンポジウムでは、発災直後から復興活動が続く現在まで子どもたちを支え続けているプレーカー事業の経験を通して、子どもにとって「遊び」とはどういうことか、その時のおとなの役割とは何なのか、確実に起きる次の災害時の子どもの心のケアについて考えます。
みなさまのご参加をお待ちしております。
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公益財団法人 日本ユニセフ協会 & NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 共催シンポジウム
日 時: | 2016年6月14日(火)14:30~16:00 (開場13:30) |
場 所: | ユニセフハウス 1階ホール アクセス |
内 容: | プログラム1.ごあいさつ
早水研 (日本ユニセフ協会 専務理事) 2.基調講演「阪神大震災から東日本大震災の遊び場活動を概観する」 天野秀昭 (NPO法人日本冒険遊び場づくり協会復興支援統括担当理事) 3.プレーカー活動報告 神林俊一/廣川和紀 (日本冒険遊び場づくり協会東北オフィス) 4.パネルディスカッション 「あそびのちから」 登壇者 ・須永力 (NPO法人日本冒険遊び場づくり協会理事・東北オフィス事業本部長) ・本田涼子 (日本プレイセラピー協会 理事) ・鈴木美和子 (気仙沼あそびーばー代表) ほか コーディネーター:天野秀昭 |
参加申込: | 電話 03 - 5789 - 2295 / FAX 03 - 5789 - 2034 (日本ユニセフ協会 担当:加藤) ※FAXの場合は、チラシの裏にある参加申込書にご記入の上ご送付ください。 |
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