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日本ユニセフ協会
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日本ユニセフ協会からのお知らせ

「子どもにやさしい空間」と災害時の子どものこころのケア
11/29(火)と12/3(土)に研修会を開催

【2016年11月9日  東京発】

「子どもにやさしい空間」と災害時の子どものこころのケア研修チラシ

「子どもにやさしい空間」と災害時の子どものこころのケア研修チラシ

日本ユニセフ協会では、11/29(火)と12/3(土)に「子どもにやさしい空間」と災害時の子どものこころのケアの研修会を行います。ご関心をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。参加をご希望される方は、事前のお申込をお願い致します。

緊急時に子どもたちの居場所を

「子どもにやさしい空間」は、ユニセフが世界の自然災害や紛争などの被災地において、子どもたちの日常を取り戻し、心身の回復をうながす、緊急時の子どもたちに安全・安心を提供する場です。日本でも、東日本大震災や熊本地震の現場で、ユニセフだけでなく

多くの団体が「子どもにやさしい空間」づくりの活動をおこないました。

ガイドブック、研修プログラムも提供

日本ユニセフ協会では、ユニセフ本部(ニューヨーク)が作成した「子どもにやさしい空間」マニュアルの日本語・日本版として2013年に「子どもにやさしい空間」ガイドブックを作成しました。

さらに、2014年からは、このガイドブックに基づいて約3時間の研修プログラムを開発し、子ども支援に携わる方々、行政の方々、臨床心理士、NPO/NGOの方々など幅広い方々に研修を受講していただいています。災害時のみならず、平時の子ども支援にも使えて、子ども支援の現場で「明日から使える内容!」という感想もたくさんいただきました。

これまで、東京、埼玉、神奈川などの首都圏、岩手、宮城、福島などの震災被災県の他、沖縄、新潟、徳島などでも研修会をおこない、400名以上の方々が受講されています。

今回は、通常の3時間の「子どもにやさしい空間」研修に加え、心理社会的ケアの概論、国際的な子どもの保護原則と国際的な災害子ども支援の概論、PFA for Childrenと遊びを通した子どものこころのケアなど実際に子どもたちと関わる上で役立つワークなどの半日研修も加えて、ユニセフハウスでの1日研修会を企画しました。

研修会のご案内

『「子どもにやさしい空間」と災害時の子どもの心のケア』

日時:11月29日(火)10:00-17:30/12月3日(土)10:00-17:30

※ 両日とも内容は同じです

会場:日本ユニセフ協会(ユニセフハウス)2階会議室 アクセス

定員:両日ともに30名

<プログラム>

10:00-13:00『子どもにやさしい空間』研修

  1. 「子どもにやさしい空間」とは?
  2. 「子どもにやさしい空間」の実践(1)
  3. 「子どもにやさしい空間」~実際に作ってみよう
  4. 「子どもにやさしい空間」の実践(2)

14:00-17:30『災害時の子どもの心のケア』研修

  1. 心理社会的ケアとは:子どもにやさしい空間の背景
  2. 国際災害支援における子どもの保護と子どもにやさしい空間の実践
  3. 日本における子どもにやさしい空間の実際:意義と課題(熊本・東北の事例を交えて)
  4. 緊急時の子どもとの関わり:PFA for childrenの紹介
  5. 遊びで子どもの回復力を支える:遊びを通した子どもの心のケア

講師:(敬称略)

  • 大滝涼子:災害時こころの情報支援センター・心理士
  • 小野道子:日本ユニセフ協会東日本大震災緊急支援本部•元UNICEF子どもの保護官
  • 本田涼子:日本ユニセフ協会東日本大震災緊急支援本部・臨床心理士
  • 湯野貴子:日本ユニセフ協会東日本大震災緊急支援本部・臨床心理士

 

お申込・お問合せ先:

(公財)日本ユニセフ協会 東日本大震災緊急支援本部(担当:加藤)

電話:03-5789-2295 もしくは、Emailにて

※お申込は先着順となります。定員に達し次第、締め切らせて頂きますので、予めご了承ください。

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