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日本ユニセフ協会
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日本ユニセフ協会からのお知らせ

ユニセフのアンソニー・レーク事務局長
日本ユニセフ協会を訪問

【2017年5月12日  東京発】

ユニセフ事務局長のアンソニー・レーク

© UNICEF/UNI94604/Markisz

ユニセフ事務局長のアンソニー・レーク

2017年5月12 日、来日中のユニセフのアンソニー・レーク事務局長が東京都港区の日本ユニセフ協会(ユニセフハウス)を訪問しました。レーク事務局長は、2010年に第6代ユニセフ事務局長に就任して以来、ほぼ毎年日本を訪問。ユニセフハウスのほか、東日本大震災の被災地などにも足を運んでいます。

 

日本の皆さまへの感謝

ユニセフハウスでは、日本ユニセフ協会職員らとの意見交換会に参加。現在ユニセフが策定を進めている新たな5か年の事業計画の準備状況や、昨今の国際情勢の中でユニセフが直面する様々な課題と可能性を説明しました。この中で、レーク事務局長は、日本のみなさまの支援が、ユニセフを通じて世界の子どもたちの健やかな成長と明るい未来を支えてくださっていることに、あらためて深い感謝を表明。「世界中で子どもたちがますます困難な状況に置かれる中、引き続き大きなご支援を寄せてくださっている日本の皆様には、感謝の言葉もありません」と語りました。

東北や熊本への想い

レーク事務局長来日の2週間前、修学旅行でユニセフハウスに来てくださった女川中学校の子どもたち。全国のみなさまへのお礼の言葉と、復興が進む女川町の今の様子を届けてくださいました。

©日本ユニセフ協会/2017

レーク事務局長来日の2週間前、修学旅行でユニセフハウスに来てくださった女川中学校の子どもたち。全国のみなさまへのお礼の言葉と、復興が進む女川町の今の様子を届けてくださいました。

事務局長に就任して1年も経たないうちに、ユニセフと日本にとって、ひとつの大きな決断を下しました。日本時間2011年3月11日、東日本大震災が発生した直後からユニセフの本部があるニューヨークにも生中継で伝えられた被災地の様子を見たレーク事務局長は、その週末のうちにユニセフとして約半世紀ぶりの日本への支援を実施することを決断したのです。レーク事務局長の号令の下、日本ユニセフ協会はユニセフの全面的なサポートを得て、東北各地で支援活動を実施。レーク事務局長も、震災発生から約3か月後の2011年6月、黒柳徹子ユニセフ親善大使とアグネス・チャン日本ユニセフ協会大使(当時)を伴い宮城県女川町を訪問。避難所や再開されて間も無い小中学校を訪れ、多くの子どもたちと交流しました

この時に女川の子どもたちから受けた印象がよほど強かったのでしょうか、2014年2月に外務省の賓客として来日した際に強い要望で実現した女川への再訪でレーク事務局長を待っていたのは、3年前に出会った子どもたちが女川の復興と防災のために「いのちの石碑」プロジェクトに取り組んでいる、とても嬉しいサプライズでした。以来、防災や復興を議論する様々な場面でユニセフが主張する「子どもの視点」や「子どもの参加」の重要性を訴える際、レーク事務局長は、この女川の子どもたちの取り組みを紹介するようになりました。

レーク事務局長は、2013年には熊本市も訪れ、長年にわたり地域に根差したアフリカの子どもたちへの支援キャンペーンを続けている熊本の方々や子どもたちとも交流しています。昨年の大地震で影響を受けられたみなさまへの思いを口にしながら、今も力強く世界、特にアフリカの子どもたちを応援してくださっていることに、感銘を受けていました。

東京・港区のユニセフハウス前で、日本ユニセフ協会の職員らと記念撮影したレーク事務局長(最後列中央)。ユニセフが創設70周年を迎えた2016年から掲げているキャッチフレーズ=「すべての子どものために(For Every Child )」と書かれたフォトプロップスを手にしています。

©日本ユニセフ協会/2017

東京・港区のユニセフハウス前で、日本ユニセフ協会の職員らと記念撮影したレーク事務局長(最後列中央)。ユニセフが創設70周年を迎えた2016年から掲げているキャッチフレーズ=「すべての子どものために(For Every Child )」と書かれたフォトプロップスを手にしています。

 

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