【2017年10月12日 東京発】
© UNICEF/UN051123/Khuzaie |
今、世界で、5歳になる前に亡くなる子どもは年間590万人。その多くは、予防可能な病気などが原因です。せっけんを使った正しい手洗いの普及によって、世界で約100万人の命が守れると言われています。10月15日の「世界手洗いの日」にあわせ、毎年、世界100カ国以上で 、“正しい手洗い”を学んでもらうための様々なイベントなどが開催され、2億人以上の子どもたちが参加しています。
日本ユニセフ協会は、2009年に日本国内でユニセフ「世界手洗いの日」プロジェクトを開始。手洗いで洗うべき6カ所が楽しく学べる「世界手洗いダンス」を通じて、子どもたちに“正しい手洗い”を広めるとともに、世界の子どもたちの状況や衛生の問題などについて伝えています。
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今年の「世界手洗いの日」、千葉県と茨城県で行われるイベントについてご案内します。
© 日本ユニセフ協会 |
東京ディズニーリゾート内の複合型商業施設イクスピアリに「世界手洗いダンス」の振り付けを担当したダンサーで振付家の森山開次さんが登場。保育園児の子どもたちと一緒に「世界手洗いダンス」を踊って、楽しく正しい手の洗い方を伝えます。 詳細はこちら>>
ダンサー森山開次さんが教える!親子で手洗い「ユニセフ手洗いダンス教室」
日時: 10月15日(日) 10:45~11:10
場所: イクスピアリ 2Fセレブレーション・プラザ
(千葉県浦安市舞浜1-4/JR舞浜駅・南改札を出てすぐ)
※11時15分からは、本プロジェクトのボランタリー・パートナー企業である花王(株)提供による「あわあわ手洗い講座」など、手洗いに関する他のイベントもございます。
関東大学サッカーリーグ戦で「世界手洗いの日」がハーフタイム・ジャック!
流通経済大学のフットボール場で行われる関東大学サッカーリーグの流経大vs駒澤大の試合会場にユニセフブースを設置し、全日本大学サッカー連盟(JUFA)学生幹事のみなさんが、エスコートキッズの子どもたちをはじめ観客の皆さまに、手洗いの大切さと正しい手洗いを伝えます。またハーフタイムには、子どもたちと一緒に「世界手洗いダンス」を披露します。
日時:10月15日(日) 13:00~15:00(試合進行により前後します)
場所:流通経済大学(茨城県龍ケ崎市塗戸町1番地)関東鉄道龍ヶ崎線「竜ヶ崎駅」下車
龍ヶ崎市コミュニティバスBルート『湯ったり館線』「流経大フットボール場」下車 徒歩5分
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国際衛生年の2008年、ユニセフなど水と衛生の問題に取り組む国際機関や大学、企業など13の組織から成る「せっけんを使った手洗いのための官民のパートナーシップ」により、制定されました。世界では、年間590万人もの子どもたちが5歳の誕生日を迎えずに命を失い、その原因の約半数は肺炎や下痢、マラリアなどの予防可能な病気です。せっけんを使って正しく手を洗えれば、下痢や肺炎を防ぎ100万人もの子どもたちの命が守れると言われています。
日本ユニセフ協会は、日本の子どもたちに、正しい手洗いの大切さを楽しく伝え、世界の子どもたちが直面する保健や衛生の問題を知っていただくために、2009年プロジェクトを発足。「手をあらおう。手をつなごう。」の合言葉のもと、ダンサーの森山開次さん振り付けによる「世界手洗いダンス」を制作し、多くの著名人の方々のご協力もいただきながら、楽しく手洗いの習慣を身につけてもらうための活動を行っています。
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