2016年2月19日〜21日、フィジー共和国はカテゴリー5の大型サイクロン「ウィンストン」に襲われ、国人口の40%にのぼる人々の生活は大きな被害を受けました。
2万8000もの家屋が損壊し、多くの人々が避難所や親せき宅に身を寄せながら不便な生活を強いられています。がれきの撤去や生活インフラの復旧も進まず、水の確保や感染症の予防など子どもたちの健康面への支援が急がれています。また、恐ろしい体験をした子どもたちへの心のケアも求められています。
このような状況下、ユニセフ本部は「フィジーの人々や子どもたちの苦境を世界に伝えてほしい」と、ユニセフ・アジア親善大使に就任直後のアグネス・チャンさんに被災地への訪問を要請。これを受けたアグネス大使は、3月20日〜21日、サイクロンで甚大な被害を受けたフィジーの被災地を訪問しました。