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日本ユニセフ協会

ストーリー

アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使 現地レポート
キリバスで見た気候変動の現状

太平洋に浮かぶ33の珊瑚礁でできた島からなるキリバス。首都があるタラワ島はひらがなの「く」を逆にしたような形をしています。細長い島で幅が極端に狭く、場所によっては、一方の浜からもう一方の浜がかんたんに見通せるほどです。

キリバスの人々は、満ちては引く海とともに穏やかに生きています。心には「持つものが、持たざるものと分かち合う」という考えが浸透しており、助け合いながら暮らしています。

そんな穏やかで美しい国キリバスですが、気候変動による危機がひた迫っています。そのひとつが「海面上昇」です。海の平均水位が上がり、一部の海岸線が侵食されています。島幅が狭いので逃げ場もありません。ほかにも、高潮や干ばつ、井戸水の塩害など、気候変動の影響によるさまざまな問題が起きています。

気候変動による影響に直面しているキリバスを、ユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャン大使が2024年5月末~6月初めにかけて訪問しました。その様子を映像でご覧ください。

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