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© UNICEF/HQ05-0726/Christine Nesbitt |
FCバルセロナの支援は、“胸のロゴマーク”だけではありません。
バルサは、5年間にわたり毎年190万ドル(約2億2,200万円)、総額950万ドル(約11億1,100万円)を、子どもたちを取り巻くエイズの諸問題の解決、特に、この病気で親や保護者を失った子どもたちの保護のために、ユニセフに提供することを約束しました。
支援1年目となる2007年の対象国は、アフリカ南部の小国、スワジランド。バルサの支援は、HIV感染率が世界で最も高いこの国で、エイズで親を失うなどして、学校や住む場所を追われるなど、社会的に非常に弱い立場に置かれている子どもたちを保護し、教育や生活のサポートを強化するために活用されます。
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スワジランドの現状
◇国民の10人に1人が孤児
(2000年以降増加。多くはHIV/エイズによる親・保護者の死亡)。
◇20才・30才代の男女のほぼ2人に1人がHIVに感染。
◇HIV母子感染の増加により、乳児死亡率が近年急激に悪化(1995年以来50%増加)。エイズによる死亡数は、他の原因による死亡の2倍。
◇医師、保健スタッフ、教員など、子どもの生存、成長、発達に欠かせない人材の多くがHIV/エイズで死亡。 |
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