
パンパース 1パック=1ワクチン キャンペーン実施中
・・世界の赤ちゃんを新生児破傷風から守るために・・
P&G(神戸市)の乳幼児用紙おむつブランドのパンパースは、今年もパンパース「1パック=1ワクチン」キャンペーンを実施中です。
ユニセフとともに新生児破傷風の根絶を目指すパンパースは、クリスマスシーズンを中心に、「1パック=1ワクチンスペシャルパック」を期間限定で発売します。このスペシャルパックをお求めいただくと、1パックあたり破傷風ワクチン1本相当額(7円)がパンパースからユニセフに寄付される仕組みです。
パンパース「1パック=1ワクチン」キャンペーンは、2006年にイギリスではじまり、2007年には日本を含むグローバルなキャンペーンとなりました。
パンパース「すくすくギフトポイント」
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世界全体で実施されたこれまでのパンパースの取り組みにより、2010年末までの間にアジアやアフリカ21カ国の1億人以上の女性たちが破傷風の予防接種を受けることができました。
また、新たに始まったパンパースのポイントプログラム「すくすくギフトポイント」を通じても、ユニセフの新生児破傷風根絶のためのプログラムを支援することができます。
スペシャルパックは2011年1月下旬まで発売予定です。
ポイントプログラムとあわせて、ぜひご協力ください。
新生児破傷風根絶のための取り組み
新生児破傷風は、開発途上国において年間5万9000人もの赤ちゃんの命を奪っている感染症です。破傷風は非常に致死率の高い病気で、発症すると70−100%の確率で新生児の命が奪われます。
新生児破傷風は、出生時にへその緒などから破傷風菌に感染して発症します。お母さんが、出産には適さない不衛生な環境下でお産をしなければならないことが主な原因です。
しかし、お母さんが破傷風の予防接種を受けてさえいれば、出生後数ヶ月間はその免疫で赤ちゃんを守ることができます。
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© UNICEF Cameroon/2010/Hearfield |
現在、ユニセフは世界的に新生児破傷風根絶に取り組んでおり、パンパースはそのグローバルなパートナーとして大きな支えとなっています。新生児破傷風根絶イニシアチブがはじまった1999年に新生児破傷風の残る国は58カ国ありましたが、現在まで18カ国が破傷風根絶を認められ、残り40カ国にまで減っています。パンパースの支援が入っていた国の中では、2010年に新たにミャンマーが新生児破傷風根絶が認められました。
【昨年のキャンペーンのご報告】
2009年11月から2010年2月まで実施されたキャンペーンでは、キャンペーンではキャンペーン対象商品パンパース1パックにつき、破傷風ワクチン1本相当額がユニセフに寄付されると同時に、P&Gグループ会社の社員からも寄付が寄せられ、寄付金額は総額で12,087,082円となりました。この寄付金は、現在ユニセフが各国で実施する新生児破傷風根絶プロジェクト実施費用に充当されています。

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