人道危機が起こっているところで、子どもたちを守るためには何をしなければならないか、ユニセフはそれを明確にしています。紛争下にある子どもたちも、自然災害で被害を受けている子どもたちも、平和な暮らしをしている子どもと全く同じニーズを持っており、守られなければならない権利は同じものです。
緊急事態が起こって最初の2ヶ月ほどの間に、ユニセフは、他の国連機関やNGOと協力し、迅速に、以下のことに最優先に取り組みます。
人道危機が慢性化している地域では、常時こうした活動が必要になります。
また、例えば紛争が終結した地域も、「平和の到来」が「危機からの脱却」を意味するわけではありません。しかし、メディアの注目度が下がり,国際社会からの関心も低くなると、問題が見えにくくなり、支援の資金も不足しがちになります。子どもたちはそこで新たな危機にさらされます。
特にこうした地域が集中しているサハラ以南のアフリカには、ユニセフの通常予算でも41%の資金がつぎ込まれていますが、すべての子どものニーズにこたえ、権利を守っていくためには、残念ながらまだ十分ではありません。
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