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© UNICEF Tajikistan |
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タジキスタンは、水源が豊富な国です。にもかかわらず、きれいな水を手に入れるのがとても難しく、子どもたちはいつも下痢をしています。その理由の一つは、井戸が足りないこと。山間部では雨が降ると、あちこちで土砂崩れが起きて、土砂が川や池に流れ込み、汚れた水を飲まなければならないから。 もう一つは、水道設備があっても、きちんと機能していないためです。私の住んでいる都市部でさえ、雨が降ると蛇口から、にごった水が出てきます。まるでコーヒーのような色です。 |
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水に病原菌が入り込むこともあります。ユニセフは常に、飲み水を沸とうさせるように呼びかけていますが、水をわかす薪代や電気代に困る家庭も多く、下痢になったり、腸チフスで命を落とす子どもが後をたちません。
今、すべての学校に井戸とトイレを作ろうとしています。これまでに300校に設置しました。あと、2700校をめざします。子どもたちにきれいな水を届けるための道のりはまだまだ長く続きます。 |
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© UNICEF Tajikistan |
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マラウイの子どもたちの主食は、トウモロコシの粉で作った粘り気のあるお粥。スプーンなどを使わず、手ですくって食べるのがマラウイ流です。のどが渇いたら、大きな水がめから、みんなで共有しているカップで水をくんで飲みます。このような環境で、汚れた手のまま、あるいはトイレの後の手洗いをせずに食事をすると、下痢になるだけでなく、周りの子どもたちにも菌が広がってしまいます。
実際下痢は、マラウイの子どもたちにとって最大の死因のひとつです。子どもたちは飲み水はもちろんのこと、手や身体を清潔に保ち病気を防ぐためにも、たくさんの水を必要としているのです。 |
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© UNICEF Malawi |
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現在、私は井戸を設置したり、トイレなどを作っています。学校が主な場所です。設置工事を始める際には、この工事は、世界中の人たちから寄せられた募金によって実現したもので、多くの人の気持ちが、今この工事を進めているのです、ということを、作業にたずさわるすべての人たちに話をして理解をしてもらいます。地域の人が自分たちで井戸を管理していけるように指導もします。 |
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