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日本ユニセフ協会
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国連子どもの権利委員会
「一般的意見26」策定のための
「第1回子ども・若者意見報告書」発表

実施期間  : 2019年8月28日~10月7日
実施者   : ヤフー株式会社、日本ユニセフ協会
実施方法   :

 

 

Yahoo!きっず[i]特設ページ(「聞かせてほしい、きみの声」)及び日本ユニセフ協会  ホームページよりリンクするウェブフォームにて意見募集。周知はYahoo!きっず及びYahoo! JAPAN関連サービス、日本ユニセフ協会および外務省ウェブサイト、主旨に賛同したSNSサービス等から行われた。
対象     : 子ども(6~19歳)

1. 回答数および投稿行動

総回答数は933、うち有効回答数は796(重複回答、明らかにおとなによると思われる回答等を除く)であった。投稿者の属性は、年齢的には小学校高学年が最も多く、性別は7割が女子であった(図1、2[ii])。これは、過去にYahoo!きっずが実施したウェブアンケートや、投稿系サービスでも見られる特徴で、本テーマへの関心が特に女子の間で高かったのではなく、この世代では女子が積極的に投稿を行うという傾向が本パブコメでも顕著に表れたものと考えられる。

1日当たりの投稿数の平均を平日と休日で比較すると、休日が平日の約1.3倍と、休日により多く意見が投稿される傾向があった。また、時間帯別では、通常、Yahoo!きっずは、学校の授業稼働時間により利用される傾向にあるが、今回は夕方夜間帯の投稿も多くみられる(図3)。このテーマについては、より時間が取れる時に、他者の目がある学校の共用パソコン環境ではなく自宅等の環境から投稿した子どもが多かったと推察される。

また、特設ページから各種相談先の紹介も行ったところ、計1,049回のクリックがあった。通常ウェブページでは、上方にあるコンテンツがよくクリックされる傾向にあるが、今回は、サイトのタイトルやサムネイル画像が子どもにわかりやすく端的であるものがよくクリックされる傾向にあった。

2. 暴力の経験

「(あなたやあなたの周りの人について)暴力によって心や体を傷つけられたことがありますか?または見たり聞いたりしたことがありますか?」との問いに対して、68.1%が「はい」と答えた(「いいえ」17.2%、「わからない」・無回答14.7%)。「はい」と答えた子どもに、それがどのようなことであったかを尋ねたところ、いじめ、虐待、体罰、性的搾取[1]の順に多く、その傾向に男女間、年齢層別で大きな差は見られなかった(表1、2参照)。

表1 年齢層別・類型別の報告数(複数回答あり)

- 6歳~10歳 11歳~15歳 16歳~19歳 回答しない 合計
虐待 41 102 23 14 180
性的搾取 32 33 16 11 92
いじめ 118 243 43 36 440
体罰 29 78 21 17 145
合計 220 456 103 78 857

表2 男女別・類型別の報告数(複数回答あり)

- 女子 男子 回答しない 合計
虐待 129 32 19 180
性的搾取 53 25 14 92
いじめ 315 73 52 440
体罰 90 33 22 145
合計 587 163 107 857

注:「その他」を選んだ回答の中で、その説明が明らかに上記4つのいずれかを指すと判断されたものを含む数

上記4つ以外の「その他」を選んだ子どもに具体的にどんなことだったかを尋ねたところ、先生の言動に関するもの、部活動を場面とするもの(先輩・先生)、きょうだい間の暴力等についての記載があった。

3. 暴力への対応

すべての回答者を対象に、自分または周りの人が暴力によって傷つけられたらどうするか等を尋ねた結果は、図4~6の通りであった(いずれも複数回答あり)。

自由記述形式で、暴力をなくすために大人にしてほしいこと、子どもたち自身にできることを尋ねたところ、それぞれ有効回答の8割以上で記載があった。「怖いという気持ちが書けることを知ってうれしい」という声に代表されるように、周囲の大人や既存の相談窓口等で拾いきれていない多くの子どもたちの思いが示された。以下は主要なものと考えられる意見を分類してまとめたもの(抜粋、最低限の編集を加えた)であるが、ここには記載できなかった意見も多数ある(括弧内は年齢、性別)。

4.「大人にしてほしいこと」「子どもたち自身にできると思うこと」

(1) 大人にしてほしいこと-全般

SOSに気づいてほしい

  • 子供のSOSをちゃんと聞いてもらいたいです。いじめを受けている子は、大人に相談する事がむずかしいからです(11歳、回答しない)。/本当にいじめられてる時は誰にも言えません。いじめを無くそう、やめさせよう、と大人が言っても子どもは聞いていません。気づいてください(18歳、男)。
  • 親に暴力をふるわれていたら、たくさんの学校の先生に気がついて親から遠ざけてほしい、先生に暴力をふるわれていたら一番に親が気づかないといけないと思う(11歳、女)。/大人は自分の子供がいじめにあっていないかどうかを知る為に、学校であったことや今日一日のことを聞いてほしい。毎日と違うところがないか体が傷ついていないかなど子供の様子をよく毎日見てほしい(12歳、女)。/子供の気持ちに気づける社会を作って欲しい。具体的には、学校での身体検査(傷を見るものなので、最低限の場所だけで良い)、学校の先生と一対一で話す時間を設ける、学校で虐待アンケート、虐待についての授業など(12歳、女)。

相談しやすい環境をつくり、子どもの声をきいてほしい

  • 誰でも暴力を受けていることを言い出せる社会にしてほしい(10歳、女)。やっぱりどうしても周りに相談しにくい子が多いと思うので、SNSや電話の相談は最終段階として、まわりの大人たちがそういう声をいつでも聞ける環境をつくってあげることが大切だと思います(12歳、女)。
  • 気軽に相談できたり、自分(子供)の意見を聞きながら同意したり慰めてほしいです(回答しない、女)。/いじめのことを私達が相談しても、「今忙しいから。」などで後回しにしないでほしい(12歳、女)。/学校などの相談室を開けておいて欲しい(できれば、相談専門の人がいるといい)。1人1人解決方法や望みがあるから、大人が「前、こんな相談してきた子がこの解決策だったからこれでいいや」ではなく、子供の話をしっかり聞いてあげてほしい(10歳、女)。担任の先生や学校教員だけでなく、専門知識のあるカウンセラーなどにじっくりと向き合って話ができる環境を望みます(11歳、女)。/誰か付き添いがいて欲しい(11歳、女)。
  • ネット上の相談所にかきこみ世界の人からアイデアをもらう(11歳、女)。/電話やSNSで相談できるものもあるけれど、自分の携帯電話を持っていなくて、家族に知られたくない人は、相談できないかもしれません。だから何かもっと良いツールがあればいいかなと思います(11歳、女)。
  • 学校の先生、家庭の事情に口出ししにくいのは分かるけど、高校生でも家庭内の問題で死にたくなるほど悩むことがあるから相談させて欲しい(18歳、男)。/子供にとって、親・学校の先生以外の大人と話す機会はなかなか少ない。そうすると、身近な大人にまつわる嫌な思い・経験を伝えることが難しい。親・学校の先生以外と話す機会が欲しい(19歳、女)。
  • 児童相談所でどんな事が行われるかをもっと知られやすくする。友達の事について相談窓口に相談したが、児童相談所に電話をして欲しいという事で、友達がどうなるか分からなかったから電話は出来なかった(16歳、女)。/児童相談所が、信じられない。 あまり、相談する気になれない(11歳、女)。

暴力について、もっと伝えてほしい

  • 「暴力」「虐待」の具体的例をもっと大きく伝えるべきだと思います。暴力をしている張本人はそれが暴力だと気づいてない場合が多いので(12歳、女)。/ニュースなどで、いじめの深刻さや被害などを伝えてほしい(12歳、女)。/世界中の二ュ一スやメ-ルで 暴カ、心への暴カのつらさをはっしんしてほしいです。 そういう事で1人でもつらい思いをしている人がいなくなるといいな(11歳、女)。
  • いじめはダメだということをよく知ってもらうための期間を設ける(11歳、女)。/もっともっとたくさんのよびかけをしてほしい。まちにポスターをはってほしい(11歳、女)。/いじめの日をつくってほしい(11歳、女)。/いじめは簡単に口にできないので、誰でも相談できる「いじめ相談期間」をやって欲しいです(回答しない、女)。
  • 芸能人などに、しんがつよくなるような言葉がほしい(10歳、女)。/こういう経験のある女優さん、俳優さんなどが名乗りを上げて、たくさんの子供の気持ちを考え直す大人の講習会、子供を救う会を開いてほしいです(11歳、女)。/キャラクターが来ていじめの恐ろしさを 伝えに来てくれたり。こういうのがあればいいのにな(10歳、女)。

居場所がほしい

  • いやなことをされている子ども達の中には、学校に行きたくない子がたくさんいます。でも、「学校以外にもいばしょはあるよ。」というやさしいー言の書いてある、ポスターやかべがみを作って、色々な所にはってほしいです(10歳、女)。/いていい場所がほしい。私がそのままで居られる場所がほしい。色々言わないでいてほしい。ほおって置いてくれる居場所欲しい(17歳、女)。

大人にしてほしいこと、「ない」

  • ない、考えたこともない。助けてもらえるわけがない(11歳、女)。/ない。大人なんか信用できない。いつも裏切るじゃないですか(14歳、女)。

 

(2) 大人にしてほしいこと-主に虐待、体罰に関すること

子どもを傷つけないで/一人の人間として扱ってほしい

  • お父さんがお酒をたくさん飲んでいつも悪語などを言っています。私は怖くて、怖くて、今も泣きながらこのことを書いています。このヤフ一でバブコメという怖いという気特ちなどが書けることを知ってすごくうれしいです。なのでこの文章をみてくれたらすごくうれしいです。このいつも毎日お父さんが帰ってくるとびくびくする怖いなどの気特ちを分かってほしいです。助けてください(11歳、女)/しつけと言われて車の中で丸々2日間過ごさされた(15歳、女)/自分が直接されるわけではないけれど、父が良く母に暴力をしたり、暴言を吐いたりするので、それを自分が見ているのが本当に辛い(14歳、女)。
  • 怒っていても暴力を振らない(9歳、女)。/子どもを自分達のストレス解消道具だと思わないで欲しいです。子ども達を傷つけたりしないでください。何気無い一言でも、それが子ども達にとってのトラウマになったりもします(12歳、女)。/親は子供を自分の道具や言いなりに出来る人だと勘違いしないで、1人の人間として扱ってほしいです。これ以上自殺する子供を増やさないためにも、大人は子供を1人の人間として接してほしいです!!(19際、男)。/おとなは、おとなだというだけで子どもより強い存在です。自分より肉体的にも精神的にも弱い子どもの人権を自分の行動が侵害していないか自問しながら生きていってください。自分ではない他人の権利を侵害してはいけません。おとなと同じように子どもにも自分の人生を生きる権利があるので絶対に邪魔をしないでください(16歳、女)。

大人が変わってほしい

  • 昔の"当たり前"と今の"当たり前"は違うということを分かって欲しいです。よく学校の先生や身内の大人は「昔はこうだったから」とか「自分たちの頃はこれが当たり前だったから」と言っているのを聞きます。今は体罰や虐待に対する考え方が見直されているように、もっともっと暴力に対する考え方や見方を見直していってほしいと思います(18歳、女)。
  • 子供は大人を見て何が正しいかを少しずつ学ぶので、大人から暴力を受けてもそれが完全に悪いことだと判断できない可能性さえある。子供の頃に暴力を振るわれた人が大人になって暴力を振るうかもしれない。この連鎖を食い止めるためにできることは大人にしかない(18歳、女)。

何が暴力か教えてほしい

  • 誰でも良いので、暴力などを受けた時にもっと子供が相談しやすいような環境、雰囲気を作って欲しいと思います。正直、大人は相談しても命が危ない状況でなければまともに相手をしてくれない印象があります。私は虐待を受けた経験があります。その時、自分がされていることが「虐待」とは思わなかったし虐待という言葉すら知らなかったので、もっと「これが虐待」というのを小さいうちから教えて欲しいです(13歳、女)。
  • 暴力を伴わない虐待は周囲にも深刻さをわかってもらいづらく、1人で抱え込むことになる。暴力を伴わない虐待(言葉の暴力、ネグレクト、過干渉)も存在すること、親なのに好きになれない自分を責めなくてもいいこと、親も1人の人間だから、親子でも合う合わないはあることをもっと早くに知りたかった。そのようなことを知る機会が中高生のうちにあると良いと思う。学校で虐待について学ぶ機会を設けてほしい(19歳、女)。/保護者や先生は普段から子どもに話しかけたり、虐待の種類やどのように相談するかなどを子どもに説明する機会を増やしたほうがいいと思います(17歳、女)。

 

(3) 大人にしてほしいこと-主にいじめに関すること

アンケート実施方法を改善してほしい/秘密を守ってほしい

  • 学校で行われるいじめなどの悩みに関するアンケートは、全員一斉ではなく家などで1人の時にやらせて後で封筒に入れて提出の方がいいと思う。大体の人がこれらのアンケートはすぐに「いいえ」という回答で終わらせてしまうので、長々と書いていると逆に変な目(?)でみられてしまう。これを気にして私も書いたことがなかった。(18歳、男)
  • 学校などの『アンケート』では、個人が特定され、その後教員から指導があったとしても、さらにエスカレートしたいじめに遭うのでは…という思いから、正直な詳細を伝えられないことが多いです。また、勇気を出して伝えたとしても、「そういういじめはよくあることだから…」と、きちんと向き合ってもらえず、流され、問題を放棄されてしまう可能性があり、被害者の子どもはずっと気持ちの中に抱えて苦しむことになってしまうのではないか?と考えます(11歳、女)。/「ひみつは守ります」と書いてあるアンケートの内容は、どんなことがあろうと、絶対に、ひみつを守ってほしい(12歳、女)。

いじめる側、いじめられる側にきちんと対応してほしい

  • 先生にいじめている人をきちんと注意してもらいたい。いじめられている人をきちんとケアしてあげてほしい(11歳、女)。/きれいごとで終わらしてほしくない。いじめた子を一方的に犯罪者扱いしないでほしい。子供が自分で逃げられる場所を作ってほしい(12歳、女)。/日本はいじめっ子に対しての処罰が寛容過ぎると思う。いじめも一つの刑事事件として対処して欲しい。いじめるひとの人権よりいじめられているひとの人権を尊重して欲しい(14歳、女)。/「いじめられたら無理しなくていいよ」ではなく、いじめた側を隔離するべきだと思います。高校などであれば、あまりに悪質ないじめをした子は退学にしてもいいくらいです。小中学校の場合でも、いじめた子を別室登校にさせるくらいはしてほしいです(回答しない、女)。

もっと子どもを守れる環境を整えてほしい

  • 政治の中で「いじめ防止」の政策を新たに作り、いじめによる自殺を防いでほしい(12歳、女)。/政治家などの人には、もっと子どもを保護できるような環境を世界中に整えていってほしいなと思います。 国家予算などにも積極的に盛り込んでいってほしいです(12歳、女)。
  • 教員にいじめ被害者や加害者が出たら査定に響くなどの規律があるのでしょうか。そのことでいじめや暴力の抑制ができないとなっているなら教員の査定や処遇の改善をしたほうがいい。大人がすぐに対応してくれるだけで子供は救われる。そして何よりいじめの対応には専門家のコンサルテーションを受けて欲しい(回答しない、男)。/「いじめが発覚した学校を責めすぎないこと」も必要かと思います。だから学校側はいじめを隠したがるわけです。むしろ「よく隠さず公表してくれた!」というくらいの態度でもいいと思いますよ(回答しない、女)。

 

(4) 子どもたち自身にできると思うこと

助けを求めること、相談すること

  • この意見みたいに誰かに助けてSOSを出したりする(11歳、女)。/信頼できる大人や相談する場所に電話やメールなどで相談して、解決策を一緒に考えてもらったり、保護してもらえるようにお願いしてみることが大事だと思います(19歳、男)。/周りの友達の様子も気にかける すぐに報告する(15歳、女)。/虐待を見たりしたら、直ぐに大人に話す(9歳、女)。

相談しあえる関係を築くこと

  • 子供たち同士だからわかる、悩みの答えを導き出すこと、つまり子供たち同士で相談しあえる関係を築くこと、それが子供たち自身ででできることだと思います(11歳、女)。差別をしない、みんな、仲良くする(11歳、女)。/みんなが気持ち良くいれる空間づくり、人の気持ちになって行動すること、暴力を見た子が注意することができると思います(15歳、女)。/自分でも解決できそうなら、互いに話し合い、相手の意見も聞き、自分が嫌だったことをはっきり相手に伝える(12歳、女)。
  • 暴力があることを、当たり前と思いすぎてる。テレビのお笑いの人達と同じように 暴力や言葉の暴力で、おちょくるのが、当たり前と思いすぎてる。それを直すこと!(9歳、女)

経験や意見を語ること

  • 子供に対する暴力の辛さを大人の人たちに語りたい(11歳、女)。/子供も自分の色々な思い・経験を発信していいんだと思うような共通認識を持つ(19歳、女)。/暴力、暴言によって被害を受けた人達の思いを映像や本に書いて伝える。 いじめの過酷さが分かればいじめが怖くなっていじめをしなくなる(15歳、男)。/何かあったら支えてくれる大人がいないと難しいのかもしれないけど、自分がつらいことを思い出しても大丈夫そうだったら、こういう機会に自分の経験、意見を言うと良いと思う(回答しない、回答しない)。

学ぶこと

  • たたかれたり、蹴られたり、悪口をいわれたりせず生きる権利があることを、知る(回答しない、女)。/子どもたちは自分に不当に暴力を振るわれないための「人権」があることを知りません。人権教育によって人権を知ることが自分の身を守るための最初の1歩だと思います(16歳、女)。/道徳や社会科の授業で、世界人権宣言や子どもの権利条約について学ぶこと。大人たちも、これらを学んでほしい。物事を論理的に考え解決する能力を身につけること(19歳、男)。
  • 過去におきた子供に対する暴力事件などを知るべき。大人からの暴力・友達からの暴力など色々。自分が加害者にも被害者にもならないためには全員が知っておかないといけない(16歳、女)。その子が周りと少し違うからといっていじめる人が多い国は、日本やアメリカなどの先進国だと考える。理由は、今は平和(裕福)になって命との関わりが薄くなってきた。だからいじめがおこると思う。なので、命と向き合う学習をすればいいと思う(13歳、女)。/差別の感覚がまだあまりない、変わりやすい子供達同士が仲良くなれるような取り組みを日本でして欲しいです(18歳、女)。

注釈:

[1] 実際には、子どもにわかりやすいよう、以下の文言で質問した。

  • 虐待:周りのおとなから、ひどいことを言われる、無視される、たたかれる、けられる
  • 性的搾取:水着でかくれるような場所を見られる、触られる、写真を撮られる、見せられる、触らされる
  • いじめ:友だちなど同年代の人から、悪口を言われる、無視される、たたかれる、けられる
  • 体罰:学校の先生や親、周りのおとなから、「しつけ」(例えば、あなたが悪いことをしたからと言われて)という理由でたたかれる、けられる

[i] Yahoo!きっず:1997年に「未来を担う子どもたちにインターネットの楽しさを!」という思いから開始されたサービス。主に、小学校の授業などで、調べ学習を行うために活用されている子ども向けポータルサイト。利用者属性としては、小学校中学年から高学年の利用が多く、性別はその世代の人口統計分布同様で、ほぼ男女同率となっている。利用時間帯は、平日の学校の授業時間帯に利用される傾向にあり、そのため、スマートデバイスよりパソコンでのアクセスが多い傾向にある。

[ii] 「回答しない」の選択肢も設けた。


 

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