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ユニセフ×FCバルセロナ
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スペインFCバルセロナ所属のイニエスタ選手とテア・シュテーゲン選手が、ユニセフとFCバルセロナが開催したイベントに出席。子どもたちの発育におけるスポーツや教育の重要性を訴えました。
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© UNICEF/NYHQ2015-1797/Gallay/Getty Images |
子どもたちの質問に答えるイニエスタ選手(右)とテア・シュテーゲン選手(左)。 |
2015年7月20日、アンドレス・イニエスタ選手とマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン選手がユニセフとFCバルセロナが開催したイベントに参加。カリフォルニア州ロサンゼルスの子どもたちと触れ合い、スポーツが子どもたちの発育にもたらす重要な役割について語りました。
イニエスタ選手とテア・シュテーゲン選手は子どもたちの質問に答え、自分たちの想いや経験を伝えました。「FCバルセロナのユニフォームに入っているユニセフのロゴは、選手たちにとってどんな意味があるの?」という女の子の質問に、イニエスタ選手は次のように答えました。
「一人の選手として、そしてクラブチームとして、ユニセフの理念を表すロゴが載ったユニフォームを誇りに思っています。FCバルセロナはユニセフと協力して、世界中の子どもたちが教育を受けられるようにすることの大切さを伝えています。私も一人の父親として、子どもたちは何よりも大切な存在だと感じています。世界には等しい機会を手にすることができず、教育を受けられない子どもたちがいるという現実は、とても胸が痛いです」
テア・シュテーゲン選手は、夢を叶えるための教育の重要性を訴えました。「私は今までに、たくさんのコーチのもとで練習を積んできました。どのコーチも、どうしたら目標を達成することができるのかアドバイスをしてくれました。でも、コーチからのアドバイスや、ただ単にサッカーを練習するだけでは、十分ではないのです。学校での教育が、私の人生にとても大切な意味を持っています」
© UNICEF/NYHQ2015-1798/Gallay/Getty Images |
イニエスタ選手とテア・シュテーゲン選手と、FCバルセロナとユニセフが開催したイベントに参加した子どもたち。 |
ユニセフ・米国委員会の地域マネジメント部長 アンバー・ヒルは、「すべての子どもたちが教育を受ける権利を持っています。FCバルセロナとユニセフのパートナーシップは、子どもたちがスポーツや遊び、質の高い教育の力を通して、健全な発育を遂げることができる世界を築くことに力を入れています」と語りました。
「FCバルセロナが支援しているユニセフのプロジェクトは、健全な発育を促すスポーツや遊び、教育への支援に力を入れています。ブラジルやガーナ、中国、南アフリカ共和国のような国々で実施されているこのプログラムを通して、30万人以上の子どもたちに支援を行うことができました」と、FCバルセロナのプロフェッショナル・スポーツ部長 アルベルト・ソレール氏が語ります。
ユニセフとFCバルセロナは2006年、子どもたちの問題に関する認識を高め、支援活動の資金を集めるためのパートナーシップを結びました。FCバルセロナは、スポーツや遊びを教育に取り入れ、子どもたちが持つ可能性を開花させることを目指したユニセフのプログラムを支援しています。
■FCバルセロナとユニセフのパートナーシップについて
FCバルセロナとユニセフは、すべての子どもが質の高い教育やスポーツ、遊びに参加する機会を得られるようにするため、力を合わせて支援を行っています。
グローバル・パートナーシップを締結した2006年以降、スポーツと教育の促進を通して、世界中の子どもたちの生活をよりよいものとするための活動を実施しています。