【2018年7月19日 東京発】
ロシアW杯後の束の間の休暇を終え、ドイツ・プロサッカーリーグ新シーズンへの準備を本格的に始められた長谷部誠選手(日本ユニセフ協会大使)が、7月19日(木)午後、ユニセフハウスを訪問。
日ごろからユニセフを通じて世界の子どもたちをご支援いただいているみなさまへのメッセージを、日本ユニセフ協会のスタッフ、各地域でユニセフの活動に携わるボランティアの方々、UNICEF東京事務所のスタッフに託しました。
©日本ユニセフ協会/2018 |
「2007年にユニセフのマンスリーサポーターになってから、11年くらいになります。サッカーを通して、様々な国に足を運び、世界の子どもたちの置かれている厳しい状況を目にする中で、僕自身なにかできないかと思っていました」と、ユニセフとの“原点”を振り返った長谷部選手は、“今後”について、「今までは代表のこともあり、タイトなスケジュールの中で、なかなか支援の現場に足を運べませんでした。日本代表に区切りをつけることになるので、これからユニセフを通じて、様々な活動をしていけたらと思っています」と語りました。
©unicef |
そして、「ユニセフの活動を応援する皆さまとともに、世界の厳しい状況にある子どもたちをこれからもサポートしていけたら、嬉しく思います」と、自身のように、ユニセフを通じて日ごろから世界の子どもたちを応援してくださっている全国のみなさまに向けたメッセージを寄せました。
また、ロシアW杯の期間中、難民・移民の子どもたちへの連帯と支援を訴えるユニセフの世界キャンペーン『#LongestGoalチャレンジ』に参加した長谷部選手。普段、ヨーロッパを舞台に活躍する彼にとって、難民や移民の問題は、とても身近な問題として感じられていると言います。「そうした問題に取り組むユニセフの現場にも、今後訪れてみたい」と、長谷部選手は語りました。
長谷部選手率いる日本代表の活躍は、多くの子どもたちに勇気を与えてくれました。「そんな彼ら、彼女たちへのメッセージを」とお願いしたところ、長谷部選手は、「日本の未来はみんなにかかっています。日本国内で活躍することはもちろん、どんどん世界に出て行ってほしいと思います。世界では、厳しい環境の中で生活している子どもたちもいます。そういった子どもたちのことを知ってほしいし、世界にむけて様々な活動をしていってほしいと思います。僕も負けないように頑張ります。世界で活躍する人間になってください」と語っていました。
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ユニセフハウスでは、現在、写真展『長谷部誠大使がたどる「ワクチンの旅」』を開催しています。昨年5月、エチオピアを訪問した長谷部大使は、標高3000メートルの山岳地帯を越えて、ユニセフ支援の最前線に赴き、子どもたちの元に届けられるまでワクチンを追いかけました。ホームページにフォトギャラリーも公開いたしましたので、ぜひご覧ください。
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