FCバルセロナとユニセフ、スペインで新たなキャンペーンをスタート
「エイズは、おとなだけの問題じゃない」
【2009年11月1日 ジュネーブ発】
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© FCBarcelona |
12月1日、“ドゥブ”を囲んで。左から:FCバルセロナ財団代表マルタ・セグ氏、FCバルセロナ会長のジョアン・ラボルタ氏、ユニセフのスーザン・カセデHIV/エイズ事業担当官、バプロ・ジメネズ-サィネス ユニセフ・スペイン国内委員会カタルーニャ事務所代表 |
世界エイズデーの12月1日、FCバルセロナとユニセフは、開発途上国の子どもとエイズの問題への関心を高めるため、新たなキャンペーンをスタートしました。
バルサとレアル・マドリードとの初戦と同じ日に始まったこのキャンペーンでは、“ドゥブ”と名づけられたデディベアがマスコットとして採用されました。“ドゥブ”は、HIV/エイズで命を落とし、そして今この病気と共に生きている子どもたちを象徴した存在として位置づけられています。
12月1日の世界エイズデーを記念し、バルセロナ市内やバルサの本拠地カンプ・ノウでは、11月29日(日)から、テディベア“ドゥブ”をシンボルに、様々なイベントが実施されました。
“ドゥブ”が描かれた4000個の風船が、カタルーニャ広場、ウニベルシタ広場、ウルキナオナ広場、ジャルディネット・デ・グラシア、マーレマグナム、そしてFCバルセロナの本拠地周辺など、バルセロナ市内各所で配られました。
また、カンプ・ノウスタジアムのピッチ上では、レアルとバルサ両チームの選手たちが、“ドゥブ”を抱えた子どもたちと手をつないで入場しました。子どもたちが着ているシャツには、「エイズは子どもたちの問題でもある」というスローガンが書かれ、キャンペーンの特設ホームページを紹介。スペインのユニセフ協会にあたるユニセフ・スペイン国内委員会がFCバルセロナとともに開設したこのスペシャルサイトwww.dubucontrasida.org(URL名は「エイズと闘うドゥブ」−スペイン語のみ)では、子どもとお父さん・お母さん方が一緒になってHIV/エイズが子どもたちに与える影響を学ぶことができるようになっています。
また、このキャンペーンのために、FCバルセロナの選手たちが問題解決のためのメッセージを発信する新たな公共CMもスタート。現在、YoutubeやFacebookなどでご覧いただけるほか、スペインの新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、スペインのスポーツ新聞・新聞、テレビでも広く紹介・放送されています。
日本テレビ系でFCバルセロナの社会貢献活動を紹介
欧州チャンピオンズリーグ2008/2009シーズンの覇者でもあるFCバルセロナは、12月9日からアラブ首長国連邦で開催されるFIFAクラブワールドカップ UAE 2009に出場します。この模様を中継する日本テレビ系列局は、スポーツやニュース番組などを通じ、ユニセフとのパートナーシップを含めたFCバルセロナの社会貢献活動を紹介する予定です。
※放送日時等は未定です。局の都合により放送されない場合もございます。予めご了承ください。
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「子どもとエイズ」世界キャンペーン
HIV/エイズの問題に立ち向かい、子どもたちを守るためには、まず、この問題についてよく知っていただくことが欠かせません。
皆様がこのサイトの中で聞いた各地の子どもたちの声を、どうかまわりの人に伝えてください。詳しくはこちら >> |
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