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財団法人日本ユニセフ協会
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セネガルを含む西中央アフリカ地域は、乳幼児の死亡率が世界で最も高い地域です。その背景にあるのは圧倒的な貧困で、子どもが病気になっても、治療費や薬代を払えない家庭が多くあります。
セネガルでは、南部の貧しい村々に「カーズドサンテ(保健小屋)」と呼ばれる簡易施設を置き、ユニセフの訓練を受けた保健員が応急処置をしたり、村の母親たちに、完全母乳育児や子どもが下痢になったときの対処法など、すぐに役立つ保健知識を教えています。マラリアの恐ろしさや予防法を教えるのも、保健員の大切な役目です。
ユニセフは、マラリアを媒介する蚊が増える雨季の直前に、地元のラジオで住民に呼びかけ、古くなった蚊帳の殺虫処理を行うとともに、家々を訪ねて蚊帳の正しい使い方を指導します。子どもたちの発育観察や予防接種も、このとき同時に行います。こうした効果的な活動を組み合わせて実施した村々では、子どもの死亡率が大きく減りはじめています。資金があれば、セネガル全国、そしてアフリカ諸国に、このような活動を広げていくことができます。
私が勤務するジャフナ州では、2004年に起きたスマトラ沖地震・津波の被害に加えて、国内紛争の影響もあり、今も多くの住民が貧困にあえぎながら避難生活を送っています。
こうした影響を最も大きく受けるのは、子どもたち、とりわけ抵抗力の弱い乳幼児です。スリランカでは、乳児死亡の8 割以上が生後間もない新生児の時期に集中しています。母体の栄養が充分でないために、低体重で生まれる赤ちゃんが多いこともその一因です。
この国では通常、助産師が出産前後の栄養のアドバイスや育児などを手伝いますが、ここジャフナには、正式な資格を持つ助産師がほとんどいません。ユニセフは、より多くの人が助産師の資格試験を受けられるように支援しています。
またそれと平行して、地域の母親たちに栄養や母乳育児などを教えるボランティアを養成し、助産師不足を補っていますが、その費用を捻出するのはとても大変です。
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