【2017年11月30日 アブジャ(ナイジェリア)発】
本日、ナイジェリアのボルノ州で小学校が襲撃されたことについて、ユニセフ(国連児童基金)ナイジェリア事務所長モハメド・マリック・フォールは以下の声明を発表しました。
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© UNICEF/UN0126508/Bindra
国内避難民キャンプの仮設学習スペースで、授業を受ける子どもたち。(マイドゥグリ)2017年9月撮影
今日、ボルノ州Kuaya kusarで小学校が攻撃され、無惨にも子どもたち2人が殺され、2人がけがを負いました。これは卑劣極まりない行為です。このような凶悪で意図的な暴力で、子どもたちの命が奪われた時、特に本来子どもたちが安全で危険から守られているはずの学校で起きた時、私たちは言葉を失います。
今回、ナイジェリア北東部で起きた学校への攻撃は2年振りで、ボコ・ハラムが2015年にバウチ州のEuga小学校を攻撃して以来です。ナイジェリア北東部では、2014年以降、推定1,500校の学校が武装グループに攻撃され、生徒と教員合わせて少なくとも1,280人が死亡しました。
ナイジェリアは、紛争時に学校や大学を攻撃や軍事使用から保護するためのガイドラインの実施を約束する『Safe Schools Declaration(安全な学校宣言)』に署名しています。ユニセフはすべての紛争当事者に対して、民間施設である学校や病院を尊重し、子どもに対するいかなる暴力も停止するよう求めます。
私たちは、子どもを失った人々に心よりお悔やみ申し上げます。また、私たちは怪我をして入院している子どもたちの回復を心より祈っております。
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