【2018年5月16日 東エルサレム発】
ユニセフ(国連児童基金)はパートナー団体と協力して、緊急に必要とされている医療物資約7万人分を、トラック2台に満載してガザに届けました。医薬品や医療用資材には、外傷の治療に必要な抗生物質、生理食塩水、注射器などが含まれます。
© UNICEF/State of Palestine/2018
トラックでガザに届けられた医療物資。
今年3月30日以降、ガザでの暴力により1,000人以上の子どもが負傷しました。多くは重傷で、切断にいたるなど、その子の人生を変えてしまう可能性があります。
最近の暴力により、深刻な停電および燃料や医薬品や医療用資材の不足によりすでに崩壊寸前のガザの脆弱な保健システムがさらに悪化しています。最近の暴力により、医療施設はさらに複雑かつ命にかかわる怪我を負った人々を抱え、対応しきれない状態にあります。
最近の暴力の激化により、もう何年も耐えがたい苦しみを抱えて生きている子どもたちの状況が、さらに悪化しています。子どもたちは、攻撃されたり、暴力に使用されたり、危険な状況に置かれたりするのではなく、守られなければなりません。パレスチナ全土で緊張が高まる中、ユニセフはすべての当事者に対して、子どもたちを危険から遠ざけ、被害が及ばないように、特別な措置を取ることを求めます。
■パレスチナの子どもたちの状況に関して
【関連ページ】
シェアする
|トップページへ|先頭に戻る|