【2018年8月24日 ニューヨーク発】
イエメンのホデイダ近郊への空爆により、多数の子どもを含む一般市民が死傷したことを受けて、ユニセフ(国連児童基金)事務局長ヘンリエッタ・フォアは、あらためて紛争の終結を求める声明を発表しました。
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© UNICEF/UN0188083/Mohammed
紛争の影響で、故郷のタイズから避難を余儀なくされた子ども。(2018年3月撮影)
私は2週間前にサアダで起きた惨事とその後の残虐行為が、紛争の転機となることを望んでいました。しかし、昨日ホデイダ県のAd-Durayhimi への空爆で、26人の子どもが犠牲になったことは、そうならなかったことを示唆しています。
私は、紛争当事者、彼らに影響力のある者、国連安保理、そして国際社会に対して、この紛争を終らせるために行動を起こすようあらためて求めます。
イエメン全土の弱い立場に置かれた何千人もの子どもたちの命を守ることが、何よりも優先されるべきなのです。
■補足情報
イエメンで緊急人道支援を必要としている子どもの数は1,100万人を超えます。
2015年3月から2018年6月の間に:
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