【2019年2月18日 ニューヨーク/バンギ(中央アフリカ)発】
中央アフリカ共和国政府と武装勢力が和平合意に署名したことに際して、ユニセフ(国連児童基金)事務局長ヘンリエッタ・フォアは、和平合意で約束した子どもの権利の保護を直ちに実行に移すことを求める以下の声明を発表しました。
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© UNICEF/UN0248783/Le Du
バンギ郊外の村の保健センターで、栄養不良の治療を待つ3歳の男の子。(2018年8月撮影)
中央アフリカ共和国政府とその他の紛争当事者が和平合意に署名したことは、この国の子どもたちのための永続的な平和とより良い将来への希望に向けた歓迎すべき第一歩です。
私たちは特に、子どもたちの権利を保護し、子どもたちへの深刻な暴力を終わらせるという約束を歓迎します。しかし、約束だけでは十分ではありません。今こそ、行動に移すべきです。
あまりにも長い間、暴力、政情不安、そして慢性的な開発の遅れが、この国の子どもたちの人生を滅茶苦茶にしてきました。子どもの3人に2人が人道支援を必要とし、4人に1人が避難民あるいは難民として生きることを余儀なくされ、何百万人もの子どもが学校に行けず、栄養不良に陥り、病気に罹りやすく、虐待や搾取の被害に遭いやすくなっています。
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