【2019年7月7日 ニューヨーク発】
シリア北西部における最近の暴力激化により、また子どもが犠牲になったことを受け、ユニセフ(国連児童基金)事務局長ヘンリエッタ・フォアは、子どもを保護するよう求める以下の声明を発表しました。
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© UNICEF/UN0318504/Watad |
暴力が激化するイドリブから逃れ、トルコ国境近くに設置された簡易キャンプで休む赤ちゃん。(2019年6月3日撮影) |
昨日、シリア北西部のMhambel村が攻撃され、少なくとも7人の子どもの死亡が確認されました。報告によると、今回の犠牲者のほとんどは、これまでの度重なる武力衝突により、暮らしていたコミュニティを後にすることを余儀なくされた国内避難民でした。
今回の残虐行為は、この数週間にAl Wadihi、イドリブ南部、アレッポ北部およびハマ北部を含む地域で暴力が激化し、子どもの犠牲が増えている中で起こりました。今年に入ってシリア北西部で犠牲になった子どもは少なくとも140人にのぼります。
子どもたちの安全や幸福をあきらかに無視していることが明白なこれらの攻撃は非道そのものです。失われた幼い命と今も危険な地域に暮らすすべての子どもたちのことを思うと胸が痛みます。
すべての紛争当事者ならびに彼らに影響力を持つ者に対して、シリア北西部および全土の子どもたちを、これらの暴力から保護するよう強くそして明確に求めます。
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