【2020年2月20日 東京/ニューヨーク発】
例年流行するインフルエンザに加え、今年は新型コロナウイルスの流行拡大が懸念されています。感染症の予防には、石けんを使った手洗いやアルコール消毒液が有効といわれています。
© UNICEF/UNI99901/Mojumder |
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その他にも、頻繁に手洗いすることが大切です。
手洗いするとき、特に意識して洗うのは下記6カ所です。
大切なのは、ウイルスや汚れをしっかり落とすこと。そのためには、石けんやハンドソープを使って泡をつくり、「20秒以上」かけて、ゆっくり、ていねいに洗うことがポイントです。
洗った後は、泡を流水で洗い流し、きれいなタオルでふきましょう。
正しい手洗いの方法をイラストで紹介しているポスターは、こちらからダウンロードできます。ぜひご活用ください。
ウイルスは、飛沫感染、または、接触感染によって伝染するとされています。
※ウイルスがものの表面に付着した状態でどのくらい生き残るのかはまだ確かなデータが発表されていませんが、ウイルスを取り除くためにはアルコール消毒液でふき取ることが有効とされています。
症状としては、発熱、咳、息切れなどが報告されています。より重篤な症例では、肺炎や呼吸困難を引き起こす可能性もあります。
あなた自身への感染を防ぎ、また家族や周囲の人々に感染を広げないためにすぐにできる予防措置は下記のとおりです:
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*相談すべき医療機関は、厚生労働省のページをご覧ください。
※新型コロナウイルスに関する情報は、日々アップデートされています。信頼のおける最新情報は、厚生労働省サイト(日本語)、またはWHOサイト(英語)をご確認ください。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中で121万人以上の感染が確認され、6万7千人以上が命を落としています(4月6日時点:WHO状況レポートより)。感染は急速に拡大しており、紛争や自然災害、気候変動によってすでに人道危機に直面していた国々にも広がっています。
ユニセフは新型コロナウイルス感染が報道され始めた1月当初から、当時感染拡大の中心であった中国への物資支援(医療従事者向けの防護服、学校・公的保健施設向けの衛生用品等)をはじめ、世界各地で、新型コロナウイルス感染症に関する正しい情報の継続的な発信を続けてきました。
3月の国連の人道支援計画発表に伴い、特に医療体制が不十分な途上国などの感染拡大を防止し、困難な状況にある子どもたちと家族の命を守るため、ユニセフはさらなる支援の計画を策定し、実行に移しています。
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