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日本ユニセフ協会
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シリア北西部
学校への攻撃で子どもと教師が死傷 180校が休校状態

【2020年2月26日  アンマン(ヨルダン)発】

シリア北西部のイドリブ県で学校や幼稚園が攻撃されたことを受け、ユニセフ(国連児童基金)中東・北アフリカ地域事務所代表のテッド・チャイバンは次の声明を発表しました。

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学校への攻撃で子どもと教師が死傷

イドリブ北部マアラ・ミラン(Maaret Mesrin)の学校が攻撃を受け、病院に運ばれてきた女の子。(2020年2月25日撮影)

© UNICEF/UNI306327/Suleiman

イドリブ北部マアラ・ミラン(Maaret Mesrin)の学校が攻撃を受け、病院に運ばれてきた女の子。(2020年2月25日撮影)

シリア北西部のイドリブで25日、学校と幼稚園合わせて10校が攻撃を受け、少なくとも子ども9人と教師3人が命を落としたという容赦ない暴力の波に、私たちは再びショックを受けています。

このうち、少なくとも4校はユニセフのパートナー団体によって支援が行われていた学校です。これらの攻撃で、最大40人の女性と子どもが負傷したと報告されています。

攻撃と同時に、シリア北部では暴力の激化により、50万人以上の子どもが避難を余儀なくされています。その結果、28万人近くの子どもたちの教育が中断されました。同地域の少なくとも180の学校は、損傷を受けたり、破壊されたり、国内避難民の滞在場所となったりしているため、休校状態にあります。

私たちは、子どもに対する殺傷を強く非難します。学校やその他の教育施設は、子どもたちの聖域です。それらを攻撃することは、子どもの権利の重大な侵害です。

シリア紛争のすべての当事者は、子どもを守り、学校を含む子どものための公共施設への攻撃を止めなければなりません。

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