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財団法人日本ユニセフ協会
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UNITE FOR CHILDREN UNITE AGAINST AIDS

 

「世界で1,500万人、アフリカだけで1,200万人」
アフリカの『エイズによる孤児』実態報告書発表

【2006年8月14日、トロント発】

2004年、ユニセフが発表した世界の孤児に関するレポートは、世界平均では孤児の数が減る傾向にあるにも関わらず、唯一、サハラ以南のアフリカで増加傾向にあること。その背景に、エイズによって親を失う子どもの数が増えていることを報告しました。

現在、エイズによって親を失った子どもの数は1,500万人。日本の小・中・高校生を合わせた数を上回ります。そして、その8割の1,200万人が、サハラ以南のアフリカの子どもたちと推定されています。

エイズによって、親だけでなく親戚も近所のおとなも失った子どもたちの多くは、学校にも行けず、毎日、その日食べるものもままならない生活を強いられ、「子ども」として生きるチャンスを奪われているだけではなく、未来も奪われているのです。

ユニセフは、カナダ・トロントで開催されている第16回国際エイズ会議で、14日、UNAIDS(国連エイズ合同計画)とPEPFAR(米国大統領エイズ救済緊急計画)と合同で、アフリカのエイズによって孤児になった子どもたちの実態報告書『Africa’s Orphaned and Vulnerable Generation: Children Affected by AIDS』を発表しました。アフリカ各地の最新の統計と調査に基づき、こうした境遇に置かれている子どもたちへのよりよい支援の在り方と、各国政府、NGO、民間セクター、国際社会の果たすべき(果たせる)役割を訴えています。

実態報告書PDF(第16回「国際エイズ会議」向け・英文)はこちら

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