2022年1月4日アンマン(シリア)発
シリア北西部において、7人の子どもが死傷したことを受け、ユニセフ(国連児童基金)・中東・北アフリカ地域事務所代表のカンボウ・フォファナは、以下の声明を発表しました。
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年明けに暴力激化
新年を迎えてからわずか4日の間に、シリア北西部では暴力が激化し、2人の子どもが死亡、5人の子どもが負傷しました。昨年、シリアの子どもたちに対する重大な暴力行為の70%以上は北西部で発生しました。
今週、同じくシリア北西部のイドリブ郊外にあるアルシャニ村で、ユニセフが支援する給水施設が攻撃を受けました。この攻撃によって、給水施設は使用不可能となり、多くの国内避難民を含む24万1,000人以上の人々が水を利用できなくなりました。
子どもたち自身、そして彼らのためのサービスが、攻撃の対象となってはなりません。
シリアの子どもたちが残酷な戦争に巻き込まれ始めてから、もう11年になります。いつまでこのようなことが続くのでしょうか。