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はしかは感染力が非常に高いウイルス性の感染症で、世界の幼い子どもたちの主要な死亡要因の一つですが、安全で効果の高いワクチンを適切な時期に2回接種することで予防が可能な「防げる病気」です。
しかしエチオピアははしかの感染症例が世界で4番目に高く、5歳未満児の死亡原因に占めるはしかの割合も4%と、世界で2番目に高い国です。2015年には大規模なはしかの流行も報告されました。さらに今、エチオピアも含むアフリカ東部はこの数十年で最悪の干ばつに見舞われており、栄養不良に陥った子どもたちの間で急速に感染が広まる危険性が報告されています。
2017年5月、長谷部誠選手は日本ユニセフ協会大使として初めての現場訪問を行うため、エチオピアを訪れました。 自らの公式ホームページを通じて呼びかけているはしかワクチン支援の最前線における、保冷状態を維持しながらワクチンを運ぶ物流網「コールドチェーン」の仕組みや、予防接種を含めた包括的な基礎保健サービスの拡充に向けた様々な取り組みを確認しました。