シエラレオネでは、戦争が予防接種活動の大きな障害となってきました。 1999年まで、子どもの予防接種率はわずか5%足らずで、乳児や妊産婦の高い死亡率の原因となっていました。
今、ようやく安定と平和の時代を迎えたシエラレオネでは、国中で保健活動を実施できる環境が整いつつあります。ユニセフは、乳幼児や母親の死亡率を減らすことを目標に、国家の保健政策や保健人材政策を実施できるよう、シエラレオネ政府を支援しています。
「目標達成のために、ユニセフは、ミレニアム開発目標と関連付け、焦点をしぼって国のプログラムを戦略的に強化してきました。私たちは、子どもの生きる権利、育つ権利、守られる権利を守らなければならないのです」と、ユニセフ・シエラレオネ代表ギート・カペラールは力強く話します。 |