メニューをスキップ
公益財団法人 日本ユニセフ協会
公益財団法人日本ユニセフ協会

アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使 現地レポート 2019年6月ニジェール 砂漠をわたる子どもたち~開発から取り残された国ニジェール

ニジェール基礎情報

基本情報

正式名称 ニジェール共和国 / Republic of Niger
首都 ニアメ(Niamey)
人口 2,148万人(2017年 世銀)
民族 ハウサ族、ジェルマ・ソンガイ族、カヌウリ族、トゥアレグ族、トゥープー族、プル族等
面積 1,266,700㎢ (日本378,000㎢の約3.4倍))
宗教 イスラム教,キリスト教,伝統宗教,無宗教
言語 フランス語(公用語)、ハウサ語等
産業・経済 主要産業は農牧業と鉱業。
経済は伝統的な農牧業と1970年代半ばより急成長したウラン産業が外貨収益の柱となっている。近年は石油生産が開始されたが、同国は産業の多角化が進んでおらず、経済状態は降雨状況や周辺国との関係などの外部要国に大きく左右されやすい経済構造となっている。
教育 学校制度:6・4・3・3制
義務教育期間:6歳~16歳(小学1学年~中学4学年)なお、落第制度があるため中学4年生を終了していなくても16歳で義務教育は終了。
学校年度:小・中学:10月2日~6月29日
高校:9月18日~6月29日
学期制:3学期制
教育概要・特色:当国は仏語が公用語であり、教育制度は植民地時代に持ち込まれたフランスの制度に基づいている。
当地の学校制度は6・4・3・3制で、日本に比べ中学が1年長く、大学が1年短い。この内義務教育とされているのは、中学校までの10年間で、科目は社会、数学、理科など日本と同様であり、現地語であるフランス語を小学1年生から習い始める。

*外務省ホームページより抜粋 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/niger/index.html
(教育 :https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/world_school/07africa/infoC73700.html)

子どもに関する統計

『世界子供白書2019』より

  ニジェール 日本  
1 5歳未満児死亡率(1,000人当たり) 84 2 日本の約40倍の子どもたちが5歳未満で命を落とす
2 基本的な飲み水を利用できる比率(%) 50 99 農村部ではさらに低く44%
3 基本的な衛生施設(トイレ)を利用できる比率(%) 14 100 9割近くが衛生施設を利用できない
4 初等教育の修了率(%) 35 - 中等学校の就学率は約20%
5 若者(15~24歳)識字率(%) 32 -  
6 国際貧困ライン1日1.90米ドル未満で暮らす人の比率(%) 46 - 約半数が貧困ライン以下
7 出生時の平均余命(年) 62 84  

ニジェール・ザンデール州の指標(ザンデール州と国全体の比較)
※ザンデール州:55の市のうち、村落が50、都市が5 

ザンデール州人口局統計資料より

  ザンデール州 国全体  
1 15歳以下の人口 53.3% 52%  
2 65歳以上の人口 2.1% 2.7%  
3 人口増加率 4.7% 3.9% カンシェ市は5.6%
最新データでは国全体で3.7%(世界子供白書2019)
4 一人の女性が生涯に産む子どもの数 8.5人 7.6人 最新データでは国全体で6.9人(世界子供白書2019)
5 貧困層 52% 45%  
6 結婚年齢(女性25-49歳) 15.4歳 15.7歳  
7 初産年齢 18.3歳 18.6歳  
8 避妊具使用率 3% 5%  
9 出生登録率 41% 64%  
10 初等教育入学率(7歳で入学した割合) 60.6% -  
11 中等教育就学率 23.82% -  
12 高等教育就学率 4.54% -  

▲このページの先頭にもどる