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「学校に通いたい」−紛争から6年、シリアの子どもたちの願い

『お父さんもお母さんも働けないので、僕が働き始めました』

アマル 13歳
ヨルダンで暮らすシリア難民の子ども

※この動画は2016年3月頃に制作されました。動画内の数値や情報等は当時のものです。

車が小さくて荷物が積めないので、持ち物はすべて置いてくるように言われました。
何も持ってこられませんでした。おもちゃも靴も、必要なものも、全部シリアに置いてきました。

サッカーをしているときが幸せです。友達と一緒にいられますから。みんなで一緒に、楽しくサッカーをしています。

もう子どものように感じないし、前のように遊ぶこともできません。
毎朝、スコップで土を掘ってふるいにかけ、お金になる細土を集めています。

働いたり、水を運んだり、こんな生活は、本当に嫌ですが、お父さんもお母さんも働けないので、家族のために僕が働き始めました。食べ物を買うことができるよう、稼いだお金は両親に渡しています。

シリアの学校は好きでしたが、今はあまり好きではありません。
働いたり、水を運ぶのに疲れて、勉強をする時間もありません。
学校に行く前に、パンを買いに行ったり、水を汲んだり、働いたりしなくてはいけません。
学校に着くころには疲れてしまって、授業に集中できません。

学校よりも支援センターの方が好きです。友達にも会うことができますし、学校よりも多くのことを学べますから。

世界の子どもたちには、将来のために一生懸命勉強してほしいです。病気になったり、疲れるだけの仕事で一生を終えることがないように、しっかり勉強してほしいです。

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