日本ユニセフ協会は、世界中の子どもの生存・発達・保護・参加を促進するユニセフファミリーの一員として、ユニセフ本部およびユニセフ東京事務所、並びに協力団体・企業などの協力を得て、東日本大震災で被災した子どもの支援に関わる分野での緊急・復興支援活動を5年10か月にわたり実施しました。 この間、地域の復旧・復興の状況が変化する中で、子どもや子どもたちの周りのおとなの様子もその都度変化していきました。震災発生直後の「緊急支援」から、専門的な知識を必要とする「心理社会的ケア」や、「教育」、「保健・栄養」をはじめとする重要なサービスを提供するための支援に続き、「子どもの保護」、さらには「子どもにやさしい復興計画」の6つの領域に活動は拡大しました。 当協会の活動は2016年末をもって終了しましたが、活動の中で得た経験や教訓は、復興が進む地域でも、今後災害の発生が予想される地域でも、さらには海外でも、今後への備えや日々の活動に生かされはじめています。 |