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財団法人日本ユニセフ協会




みなさまの温かいご支援ありがとうございました。
ペルー地震緊急募金の受付は終了させていただきました。

2007年8月16日より多くの皆様にご協力いただいた「ペルー地震緊急募金」は11月30日をもって受付を終了いたしました。2007年11月26日までにお寄せいただきました募金は、総額約18,622,657円にのぼりました。皆様の温かいご支援に心から御礼申し上げます。 今後もユニセフでは現地での支援活動を続けていきます。

これまでの支援活動のご報告

<水と衛生>

© UNICEF Peru

子どもたちを水が原因の感染症から守るために、ユニセフは、地震発生直後、水の塩素消毒剤9万錠、蛇口とふた付の大型貯水容器540個、塩素計量器300個、浄水剤2万錠を届けました。発生翌日までには、プラスチック製のスプーン3,000個、軽量ジャー(1リットル)1,500個、プラスチック製のコップ3,000個を届けた他、下痢による脱水症状を防ぐための経口補水塩10万袋を被災地に配布しました。又、11箇所の避難所に50の衛生的なトイレを設置しました。 さらに、感染症の蔓延を防ぐため、安全な水を使用するためのチラシ4,500枚、結膜炎予防についてのチラシ3,000枚、皮膚病予防についてのチラシ4,300枚、適切な食事と衛生習慣の重要性を訴えるチラシ4,100枚、肺炎予防のためのチラシ6,500枚、急性下痢性疾患予防のためのチラシ3,300枚を配布しました。

<保健と栄養>

© UNICEF Peru

避難民キャンプ内では、ユニセフが20張のテントを提供し、3歳以下の子どものための包括的栄養プログラムを支援しました。そこでは乳幼児向けのプログラムやおもちゃも提供しました。又、CENANとPRONAA、保健省と協力して、3歳以下の子どもに対する33トン分の補助食を提供しました。

<教育と子どもの保護>

地震では多くの学校も被害を受けました。ユニセフはパートナー団体と協力しながら、子どもたちが一刻も早く学業を再開できるよう、300以上の仮設校舎の設置や教材の提供などのバック・トゥ・スクール(学校に戻ろう)キャンペーンを行いました。又、青少年の保護委員会と緊急教育委員会を立ち上げ、子どもの心の健康を重視した対策を行いました。

子ども達が遊びを通じてストレスから解放されるよう、サッカーボールや凧作りキットを数百個提供したり、ラジオキャンペーンを行って、衛生と精神衛生に関する住民の意識向上と、被災した子どものケアに力を入れてきました。

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◇ 自然災害緊急募金のご案内 ◇

ユニセフは、世界各地で発生している洪水や地震などの自然災害の被災者のために、緊急・復興支援活動を行っています。日本ユニセフ協会では、ユニセフが各地で実施する自然災害への緊急・復興支援活動を迅速に支援するため、自然災害緊急募金を受け付けています。
皆様のご協力をお願い申し上げます。