ペルー地震:ユニセフ親善大使が被災地の子どもを励ます
【2007年9月14日 ペルー・リマ発】
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© UNICEF Peru/2007/ Bonaccini |
ユニセフペルー親善大使のジャン・マルコ・ジニャーゴ氏が視察先で子ども達を励ます。 |
ユニセフ・ペルー親善大使のジャン・マルコ・ジニャーゴ氏は、8月にペルーのピスコを襲った大地震の被災者を訪ねました。大使は、ペルーで人気の歌手で、子どもたちが語る経験や恐怖に熱心に耳を傾け、自分自身が子どもの時に体験した地震についても語りました。
「お母さんが僕をタオルに包んで、湯船から引き上げたんだ。建物全体が揺れて、とっても怖かった。今の君たちが感じているのとたぶん同じように、あまりの怖さで何日も泣いた。」と大使はふりかえります。
ジニャーゴ氏は子どもたちが災害にどう対応しているかを視察しに被災地へ赴きました。彼は、短い時間であったとしても、子どもたちの恐怖を取り除き、励まし、外で自分と一緒にサッカーで遊ぼうと誘って子どもであることの楽しさを再び発見させました。
避難所の衛生状況を確保
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© UNICEF Peru/2007/ Bonaccini |
ピスコの仮設避難所の住民と話すジニャーゴ大使 |
ジニャーゴ氏はピスコにある2つの避難所も訪れました。避難所の状況は理想的な生活環境ではなく、設備や環境も場所によってまちまちです。
「主要な問題は衛生です。」ジニャーゴ氏は言います。「近くにお風呂やトイレもないような間に合わせの避難所で、今後どうやって生活していけばよいのでしょうか?」 ユニセフは、ペルー保健省や環太平洋保健機構などのパートナーとともに、避難所へ衛生的なトイレを設置する主要な役割を担っています。ユニセフはピスコにある11の避難所へ50のトイレを提供することに合意しました。又、ユニセフはトイレ用に2基の井戸を掘る支援も行います。
恐怖から遊びを通じた癒しへ
視察や活動を通じて、ジニャーゴ氏は地震の被災者、特に子どもたちの心の健康の重要性についての理解を広めています。
「子どもたちはおびえ、暗闇の先で何が起こるか恐れています。子どもの中にはお母さんの手を離そうとしなかったり、泣き続ける子どももいます。」避難所で生活する母親ジセラさんは言います。「地震から誰も自分のことを救うことはできないだろうと言う人もいいます。
精神科医、教師、青少年のネットワークでは、遊びを通じて子ども達が恐怖から開放されるよう取り組んでいます。ユニセフは何百個ものサッカーボールや凧作りキットをピスコとその周辺の子どもに提供しました。心の傷から快復させ、子どもたちが通常の生活へ戻るためにレクリエーションは重要な役目を果たします。
避難所の住民からのリクエストに応じて、ジニャーゴ氏は喜んで歌を歌い、崩壊した家から取り出すことのできたギターを弾きました。視察の最後に、一人のお父さんがやってきて言いました。「子どもたちはこの時間を忘れないと思う。だから、ありがとう」
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