HOME > 世界の子どもたち > 緊急支援情報 > スーダン・ダルフール 2006/9/20
財団法人日本ユニセフ協会




アン・ベネマン ユニセフ事務局長
悪化するスーダン・ダルフール情勢に対する声明

【2006年9月15日、ニューヨーク発】

「ダルフールでは、いわれのない虐殺がつづき、子どもたちが今もその犠牲になっています。 紛争が泥沼化する中、推定40万人を超える人々がすでに命を落としています。

約190万人が家を追われ、300万人近くが食糧、シェルター、基本的な保健治療を国際社会からの人道支援に頼っています。しかし、暴力行為により、人道支援者が、必要とされる支援に効果的に対処しつづけることが、大変難しい状況となっています。また、ダルフールの一部地域では急性栄養不良を患う人々が27%にのぼり、保健ケアシステムが崩壊の危機にあります。女性や子どもに対する性的暴力の被害が拡大し、誰もが安全な避難場所を切望しています。

国際社会は、理由もなく尊い命が失われていくことを見過ごすことはできないし、また、そのような事態を容認すべきではありません。ユニセフは、すべての当事者に対し、紛争を停止し、子どもとその家族を守るよう訴えます」

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◇ 募金のお願い ◇

日本ユニセフ協会では、スーダンをはじめ人道危機に対するユニセフの支援活動を支援するための募金を下記の口座にて受け付けています。皆様のご協力をお願い申し上げます。