驛「譎「�ス�。驛「譏懶スケ譁溽、シ�ケ譎「�ス�シ驛「�ァ陋幢スオ邵コ蟶キ�ケ�ァ��ュ驛「謠�郢摎
私たちがジーン・ベルニテさんに初めて会ったのは、2010年1月。大地震が発生してからわずか6週間後のことでした。ジーンさんは、家族4人で避難テントでの生活を余儀なくされていました。すでに学校に通えなくなっていましたが、ジーンさんは一日も早く学校に戻ることを切に望んでいました。 私たちが展開してきた支援活動が、具体的な成果としてどのような形で現れているのか。震災から1年が経った先月、私たちは、改めてジーンさんを訪ねてみました。首都ポルトープランス近隣のペチョンビルにあるサント・テレーズ避難キャンプで、ジーンさんを見つけました。 「なんとかやっています。」と、ジーンさん(19歳)は話します。「地震の後、高校に戻りましたが、被災者救援のボランティア活動をするために休学していました。その後暫くして、友達から学校に戻るように誘われて、そうすることにしました。今は、高校最後の学年にいます。」 より良い生活に向けて私たちにそんな話をする間も、ジーンさんは、いつもやっている家事などを、全く滞らせることなく続けていました。ジーンさんの一日は長く、また周囲には不安材料ばかりです。しかし、ジーンさんは、とても楽しそうで、将来にも楽観的です。なぜなら、教育が、彼女により良い生活を立て直すための力をくれると強く信じているのです。 「もし、私の人生の中で、変わったら素晴らしいと思うことが二つあるとすれば、ひとつは、大学へ行くことです。私だけじゃなくて、高校を卒業した子どもたちや、大学に行く機会のない全てのハイチの子どもたちも大学に行くこと。」「そして大学を卒業したら、仕事を見つけたいわ。」 ジーンさんに、今の生活の中で、一番不満を感じることは何かと尋ねました。彼女は、まだテントで生活していることが最大の不満だと話しました。これは、ジーンさんに限った話ではありません。約38万人の子どもと青少年・少女を含む100万人以上のハイチの被災者が、未だにすし詰め状態の避難キャンプで生活しているのです。 ユニセフの支援ユニセフは、パートナー団体と協力して、ジーンさんを含む72万人の若者の復学を可能にしました。新しい学校や備蓄テントを設置したり、教材を提供するなど、全てのハイチの子どもたちが質の高い教育を公平に受けられるように、人道支援団体は不断の努力を続けています。 これまでに大きな進展が見られました。しかし、ハイチの子どもの半数以上がまだ学校に通えていないのが現状です。学校建設も、遅れている瓦礫の撤去や複雑な土地の所有権の問題で、なかなか思うように進んでいません。 「ハイチ地震復興支援募金」は2013年9月1日をもって受付を終了いたしました。 ************** ◇ 自然災害緊急募金のご案内 ◇ ユニセフは、世界各地で発生している洪水や地震などの自然災害の被災者のために、緊急・復興支援活動を行っています。日本ユニセフ協会では、ユニセフが各地で実施する自然災害への緊急・復興支援活動を迅速に支援するため、自然災害緊急募金を受け付けています。
|
![]() ハイチ地震 発生から1年 » (2011年1月) ![]() ユニセフ・ハイチ事務所 井本直歩子さんからのメッセージ » (2010年12月) |