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リビアでの混乱を逃れて、何千世帯もの家族が、エジプトのサルームにある国境検問所付近に到着しています。中には、何日も食事をとることができぬまま、故国に逃げ帰ろうとしている人たちもいます。 「家も、財産も、車も、すべて(リビアに)残してきました。子どもたちのためです」とハナン・サラさん。パレスチナ人で、人生のほとんどをリビアで過ごしてきたと言います。サラさんは、夫と2人の子どもたちと共に、国境検問所近くに22日間滞在し、やっとのことで、遠い親戚が住むガザに移って行きました。 別の子どもたちも、リビアから逃れてきたときの恐怖を話してくれました。マリアム・ハキムさん(8歳)は、両親、5人の姉妹、1人の弟と共にベンガジの町に住んでいたと言います。命の危険を感じてチャドに戻る途中だそうです。 「あの人たちが家々を回って、みんなを撃ち殺すの。だから、エジプトに来たの」とマリアムさん。 こうした家族を支援するために、ユニセフはエジプトに備蓄している人道支援物資を回し、スタッフを派遣しました。支援分野は、子どもの保護、水と衛生、保健と栄養です。 人道支援
「ユニセフとそのほかの人道支援機関は、リビア国内の状況に憂慮を示し、敵対行為が女性と子どもに与える影響を懸念しています」と語るのは、ユニセフのエジプト事務所代表フィリップ・ドュメルです。 デュメル代表によると、現場スタッフは、エジプト当局やそのほかのパートナー機関と協力しながら、避難民の女性と子どもたちの権利と、日々のニーズに特段の配慮が図られるよう、モニタリングと調整を行っていると言います。 ユニセフは、エジプト政府との討議の中で、リビアとエジプトの国境沿いの町サルームで、避難民の家族に対して特別な場所を設け、そこに「子どもに優しい空間」を設置できるよう促し、了解を得ました。これは、子どもとその母親たちが「心理的ケア」を受けられるようにした場所で、研修を受けたファシリテーターのもと、遊んだり、絵を描いたり、悩みを聞いてもらえる場所です。 「活動の目的は、子どもたちが自由に感情を表現し、楽しい時間を過ごしたり、学んだりできる場所を提供すること。そうすることによって、認知技能、社会的・心理的な技能を育もうというものです」とユニセフの教育担当官アミラ・フアド。 サルームには毎日、衛生的な飲み水も給水車で運び入れられています。また、ユニセフは衛生施設(トイレ)を提供し、これらが衛生的に管理されるようにしています。 必須支援物資
ユニセフの緊急専門家のトビー・ウィクスによると、国境沿いには何千もの人たちが避難していると言います。「彼らのニーズは明らかです。特に、衛生・食料・水での支援が必須です」 衛生キットが家族に配られ、保健・栄養・水と衛生についての知識が書かれたチラシがアラビア語、英語、フランス語で印刷され、家族のための空間に貼られています。 さらに、衛生キットは6万人が1カ月の間必要とされるニーズを満たし、トラウマと外科手術に対応した機器が、4,500人分、国際医療隊の協力のもと、ユニセフから送り出されました。 衛生関連、早期幼児開発キットなどの支援物資が、国境沿いに向けてさらに送り出される予定です。 ************** ◇ 募金のお願い ◇ 公益財団法人 日本ユニセフ協会では、武力紛争などにより困難な状況にある人々に対してユニセフが行う緊急援助を支援する『人道危機緊急募金』の受付を行っています。
なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。 |
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