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© UNICEF Uzbekistan
ヨードが添加されているかどうか,塩をチェックする生徒たち タシケントの中学校 |
大勢の生徒たちは、ユニセフスタッフのデモンストレーションを真剣に見つめています。 塩の中に薬品を一滴ポトリ。青に変わったら、ヨードが添加されている印です。
「自分の番が回ってきたとき、すごく緊張したわ。 塩のパッケージには“ヨード添加塩“って書いてあるけど、この目で確かめるまで信じることはできないもの。 でも、塩が青に変わった瞬間、 ほんとうにホッとしました。」
全国、およそ6百万人の生徒が参加した検査結果は、教育保健省で集計、 食塩のヨード添加率は57%という結果でした。 前回の19%と比較すると、大きな前進です。
「栄養についての授業で初めて知ったことは、ヨードが足りないと知能の発達が遅れると いうことです。 妊婦さんは、おなかの子どもが健やかに育つように、 ヨードを積極的に摂取しなければならないということも学びました。」
ディルノザは、お母さんが塩を買ってくるたびに、塩のチェックをするようになりました。
「お母さんが塩を買ってくるたびに確かめて安心するの。病気を治すために、家族が健康でいるために、ヨードは大切だから。」 |