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トピックス

スマトラ沖地震・津波緊急支援情報2005年
2005/12/26
第22報
津波から1年・・・みなさまからの暖かいご支援ありがとうございます
日本政府からの支援活動報告(PDFファイル)
2005/08/17
第21報
スマトラ沖地震・津波に対するユニセフの支援レポート 180日
2005/04/20
第20報
スマトラ緊急(復興)募金ありがとう
2005/04/6
第19報
スマトラ沖地震・津波緊急支援90日間の特別報告
2005/03/30
第18報
スマトラ沖地震に関する最新状況報告
2005/03/16
第17報
生活環境の復興を目指して−;インドネシア
2005/01/24
第16報
復興のカギ・・・学校が徐々に再開へ
2005/01/11
第15報
子どもたちの日常生活を取り戻すための取り組みへ
2005/01/07
第14報
500万人の被災者への支援−;国連緊急アピールが発表されました
2005/01/07
第13報
ユニセフ、「子ども最優先」を訴える…スマトラ沖大地震緊急首脳会議
2005/01/06
第12報
アジアでの津波災害—;危機的状況にある国々〜;ユニセフ支援が子どもたちに行き届くにつれさらなる惨状が明らかに〜;
2005/01/05
第11報
トラウマ克服の切り札:タイで小学校が再開
2005/01/04
第10報
ユニセフ事務局長、
キャロル・ベラミー国連高官のトップを切って被災地のニーズを確認
2005/01/03
第9報
ユニセフ救援活動費用:当初の2倍、8159万ドル(約84億円)を見込む
2005/01/01
第8報
親とはぐれてしまった子を捜し出せ!
2005/01/01
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スマトラ沖地震・津波情報

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スマトラ沖地震・津波情報

ユニセフ、「子ども最優先」を訴える…スマトラ沖大地震緊急首脳会議
(第13報)

【ジャカルタ発、2005年1月6日】

15万人以上の犠牲者を出したスマトラ沖地震・津波による被害の復興支援策を協議するための緊急首脳会議が、今日インドネシアの首都ジャカルタで開幕しました。ユニセフはこの場で、被害を受けた子どもたちを支援するための優先事項4項目を発表し、国際社会による復興支援の柱とするよう訴えました。当面の緊急支援の段階において子どもの特別なニーズに配慮することにより、コミュニティに復興への希望を贈るとともに、各被災国の復興・再建に向けた努力を長期的に成功へと導くことができます。

ユニセフは、子どものための最優先事項として、以下の4項目を訴えています。

1. 子どもの生存
清潔で安全な水、適切な衛生設備、基礎的な栄養の摂取、そして医療ケアの確保に重点を置いて、子どもの命を守ること。これらはごく基礎的なことばかりですが、どんなに強調してもしすぎることはありません。何十万人もの子どもたちにとって、特に5歳未満の乳幼児と、アクセスが困難な遠隔地に取り残された子どもたちにとって、まず生きのびることが第一の難問となっています。

2. 家族の再会
保護者と離れ離れになってしまった子どもを見つけ出し、親やきょうだい、親類縁者との再会を実現すること、そして生まれ育ったコミュニティに戻してあげること——緊急支援のすべての局面において、この課題を優先させなければなりません。長期的なケアという点においては、何を差し置いても、まず子どもたちの身元を明らかにし、家族との再会を果たすためにあらゆる努力を払わなければなりません。

3. 搾取からの保護
津波の被害を受けた地域では、家族がばらばらに引き裂かれ、生計手段が失われ、未来への希望が失われつつあります。このような混乱状況においては、子どもたちは平時以上に搾取の被害に遭う危険性が高くなります。すべての緊急支援策は、こうした危険性を減らすべく策定・実行されなければなりません。

4. トラウマに対するカウンセリング(心理面のサポート)と教育
被災した子どもたちは、心にトラウマ(心的外傷)を抱えています。緊急支援キャンペーンでは、子どもたちをいち早く学校へ戻してあげることにより、子どもたちがこうしたトラウマを克服することができるよう支援をすることができます。学校の再開が、希望と再建の何よりの旗印となります。また、学校という学習環境に置かれることによって、子どもたちは物事に前向きに集中することができ、おとなたちは再建に向けてより大きな自身を抱くことができます。教育再開に向けた努力の一環として、子どもたちが発する重いトラウマのサインを見逃すことがないよう、先生や保健員など、子どもと頻繁に触れ合うおとなたちをトレーニングする必要があります。

ユニセフは、世界的な支援の枠組みに関わるすべてのメンバーに対して、これら4つの項目を緊急支援努力における優先事項とするよう求めています。ユニセフの資源はこれらの4つの分野に投入されており、各国政府やその他のパートナー機関・団体が同様の対応をとるよう、支援の態勢を整えています。津波の被害を受けた多くの国々で、ユニセフはこれらの分野での調整役を担うよう要請されています。

未曾有の災害により被災した子どもたちに未来への希望を贈るために、私たち1人ひとりがそれぞれ重要な役割を担っていると、ユニセフは信じています。また、これらの優先事項4項目が私たちのすすむべき道を指し示していることも信じています。ユニセフは、この課題を全面的に受け入れることを表明してくださった各国政府、およびその他のパートナー機関に対して、尊敬と感謝の意を表したいと思います。

 

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◇ 募金のお願い ◇

 (財)日本ユニセフ協会では、被災地域におけるユニセフ活動を支援するための募金を、下記の方法で受け付けています(当協会への募金は寄付金控除の対象となります)。皆様のご協力をお願い致します。


スマトラ沖地震・津波 復興募金
■インターネット募金
https://www.unicef.or.jp/bof/bo.html

■郵便局からの振込み
郵便振替:00110-5-79500
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会
*通信欄に「スマトラ」とご明記ください。
*送金手数料は免除になります。
*現段階では、当緊急募金の受付期限は設けておりません。

*インターネット募金について:クレジットカードからのお引落しは約3ヶ月後になりますが、現地への拠出は、お約束いただいた緊急募金の状況に応じ、実際の引落しより前に速やかに順次行って参ります。

*三井住友銀行:ユニセフ・スマトラ募金専用口座を開設しています。
(手数料減免・詳しくはこちら

*イーバンク銀行(手数料無料):スマトラ沖地震・津波募金専用口座を開設しています
(送金する方はこちら。→イーバンク銀行
送金にあたっては、口座開設が必要です。詳しくはhttp://www.ebank.co.jp/index.html

(株)ベネッセコーポレーションでも、ユニセフ「しまじろう募金」を通じ、皆様のご協力を呼びかけています。

お問い合わせ先:
財団法人日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012 FAX:03-5789-2032

広報関係お問い合わせ先:
Emai:jcuinfo@unicef.or.jp 電話:03-5789-2016

ユニセフ本部ホームページにも緊急情報を掲載中です。(英語のみ)


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