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子どもたちを再び学校へ【2006年8月24日 ベイルート発】
レバノン南部では、紛争で50校が完全に破壊され、300数校が大きく損壊しました。教育大臣のカバーニ博士は言います。「悲惨な戦争による破壊や損失に直面していますが、児童、生徒、教師がいつも通り新学期を迎えられるようにしなければなりません。」 大臣は、教育分野での損害はインフラ、設備、備品などを含めて7,000万ドルに及ぶと見積もっていると言います。公立校は、当初より3週間遅く10月9日に授業が開始される予定です。 ユニセフレバノン事務所代表のロベルト・ローレンティは教育が直面している課題の大きさ強調します。「『万人に教育を』といいうスローガンは、現在のような状況ではほとんど意味がありません。子ども達を学校に戻すことによって、子どもたちが日常の生活に戻ることを手助けできるのです。」 ユニセフが他の国連機関と共に8月末に出す予定の改定版支援要請では、35万人の子どもの通学かばんや1,500校分の設備や備品の提供費用も含まれる予定です。 ユニセフはベイルートやその他の地域で避難所として使われた学校の修復も支援する予定です。 ユニセフのこれまでの支援/支援物資
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