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パキスタン緊急募金 第13報
武力紛争を体験した子どもたち

【2009年8月10日】

© UNICEF Pakistan/2009/ Grusovin
マルヤムちゃん(12歳)と祖母は、紛争が続いた2ヶ月間、村に残って生活した。

最近になって再開されたミンゴラ中央病院で、マルヤムちゃん(12歳)は祖母のムサクヘルさんに寄り添っています。

5月末、ミンゴラ地方政府は地元の人々に避難勧告を出しました。マルヤムちゃん一家は避難しましたが、マルヤムちゃんは祖母と父親と共に、2ヵ月間にわたって紛争地域となった村に留まりました。

スワートに暮らしていた大多数の人々が避難し、誰もいなくなった村の通りには、野犬がうろつくようになっていました。

「祖母は、私が犬に食べられてしまうと心配して、私が外に出ることを許してくれませんでした。」目に涙を浮かべてマルヤムちゃんは話します。

心と身体のストレス

マルヤムさんの母親のガフォルザダさんは、爆撃の音に怯え、横になっても眠ることができない恐怖に耐え続けたという、義理の母にあたるムサクヘルさんから聞いた話を忘れることができません。

紛争地に残った人々の心と身体は大きなストレスを抱えています。利用できる保健サービスはなく、学校は、女子小学校の4分の1を含む全体の11パーセントが被害を受け破壊されました。

「私たちの村は激しく爆撃され、私は死ぬのだと思いました。いまだに、まだ生きていることが信じられません。」ムサクヘルさんは話します。

武力紛争下に生きる苦しみ

紛争地に残った人々は、電気も水もなく、外出が禁止されている厳しい状況の中での暮らしを余儀なくされました。食べるものがほとんどなく、人々は自家栽培の野菜と紛争が悪化する前に備蓄しておいた僅かな食料に頼ることしか出来ませんでした。

「父親は、枯葉を集めて、調理するための火をなんとか焚きました。私は、遠くの池まで歩いて水を汲みにいかなければなりませんでした。」マルヤムちゃんはその当時を思い出して話します。

溢れる涙を抑え切れず、ガフォルザダさんは付け加えます。「娘はとてもやせてしまいました。マルダンから戻ったとき、娘だと分からなかったくらいです。」

日常の生活を取り戻す

7月13日以降、数十万人の人々がスワートとブネルへ帰還し始めました。8月7日現在、76万人以上の人々がスワートとブネルへ帰還。約130万人の人々がいまだ避難生活を続けています。

ユニセフは、保健、栄養、教育、水と衛生施設分野における復興支援活動、また帰還してきた子どもたちを保護するシステムを構築するべく活動しています。ユニセフは、帰還した人々と子どもたちを支援するために、国際社会に5300万米ドルを要請していますが、そのうち4000万米ドルしか集まっていません。

最近、マルヤムちゃんは6ヵ月ぶりに学校に通い始めました。彼女は、再び学校に通えることをとても喜んでいます。 「先生や友達に会えたのがとても嬉しかったの」と、マルヤムちゃん。「やっと、前のように友達と遊んだり、一緒に勉強したりできるんです。」

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◇ 募金のお願い ◇

公益財団法人 日本ユニセフ協会では、自然災害により困難な状況にある人々に対してユニセフが行う緊急援助を支援する 『自然災害緊急募金』 の受付を行っています。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


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