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中国大地震緊急募金情報2009
2009/5/18
第26報
被災地に 子どもに優しい空間を
2009/5/21
第25報
子ども達を学校に戻そう
2009/5/11
第24報
地震発生から1年−;緊急支援から復興支援へ

中国大地震緊急募金情報2008
2008/10/29
第23報
中国教育省、学校の安全に関する調査団来日ユニセフを通じた日本の支援に感謝
2008/8/1
第22報
アグネス大使 被災地の現状をレポート8/6〔水〕 19:10よりNHK衛星第1放送(BS1)『BS特集』 にて放映
2008/7/25
第21報
ユニセフ、心の傷を抱えた子どもたちのために「子どもに優しい空間」建設を予定
2008/7/10
第20報
地震発生から間もなく2ヶ月アグネス大使 現地状況をNHKで報告
2008/7/3
第19報
アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使現地記者会見 帰国の途へ
2008/7/1
第18報
アグネス大使 ユニセフ支援活動の最前線を視察
2008/6/30
第17報
アグネス大使 中国大地震被災地に入る
2008/6/26
第16報
アグネス・チャン大使 中国四川大地震被災地に向け出発!
2008/6/24
第15報
震災で被害を受けた子どもたちの生活を取り戻せ!(2)
2008/6/23
第14報
震災で被害を受けた子どもたちの生活を取り戻せ!
2008/6/11
第13報
地震発生から1ヶ月 ユニセフは子どもたちの心のケアと教育再開を支援しています!
2008/6/6
第12報
子どもたちを学校へ!四川省の10,000校以上が激しい損害、7,000校が完全に倒壊
2008/6/3
第11報
ユニセフの支援物資、100トンが成都に到着
2008/5/30
第10報
ユニセフ、被災した子どもや女性のため国際社会に長期的支援を要請
2008/5/28
第9報
中国大地震:子どもたちの「心のケア」も緊急の課題ユニセフの援助物資100トンが四川省に間もなく到着
2008/5/23
第8報
中国大地震:ユニセフ 支援物資の調達を急ぐ
2008/5/22
第7報
中国大地震:急がれる「心のケア」支援
2008/5/21
第6報
中国大地震:ユニセフ、親や保護者を失った(はぐれた)子どもたちの保護を急ぐ
2008/5/19
第5報
中国大地震:ユニセフの支援本格化「中国大地震緊急募金」受付中
2008/5/16
第4報
中国大地震:「ユニセフは支援活動をスタートさせました」 アン・ベネマンユニセフ事務局長のメッセージ
2008/5/15
第3報
中国大地震:ユニセフ 緊急支援活動をスタート
2008/5/14
第2報
中国大地震:支援活動の準備を進めるユニセフ
2008/5/13
第1報
中国大地震:ユニセフ、被災情報収集と、政府支援要請に備え準備を急ぐ
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中国大地震緊急募金情報

中国大地震 第26報
被災地に 子どもに優しい空間を
 

【2009年5月18日 中国発】

© UNICEF video
ユニセフは中国政府と共に、四川省の震災地域に40の子どもに優しい空間のある支援センターを設置しました。

中国大地震で被災した四川省のなかでも、最も被害の激しかった地域のひとつに設置された子どもに優しい支援センターで、ドードーちゃん(6歳)は、自転車に乗ったり、ほかの子どもたちと一緒に歌を歌ったり、踊りを踊ったりして一日を過ごします。ドードーちゃんにとって、震災から立ち直るための長い道のりが続いています。

2008年5月に起きた中国大地震で、ドードーちゃんは両親を亡くしました。現在、祖母がドードーちゃんの面倒を見ています。

「地震で、私たち家族の所持品は全部めちゃくちゃになりました」とドードーちゃんの祖母は話します。「当時、ドードーは両親をとても恋しがっていました。食欲もなくて・・・。夜寝るときには、父親と母親を思い出して泣いていました。」

子どもたちのためのこの特別なセンターが、ドードーちゃんの家の近所に設置されると、ドードーちゃんは、他の子どもたちと一緒に歌を歌ったり、ゲームをしたりすることを徐々に楽しみ始めました。

ユニセフは中国政府と共に、震災地域に40の子どもたちのための支援センターを設置しました。このセンターは、子どもたちが遊びやお絵かきなどの創造的な活動を通して互いにふれあい、成長できるように、安全で子どもたちを保護する環境の整った場所を提供しています。

被災者のための心理的ケア

© UNICEF video
2008年に起きた中国大地震の影響は未だこの地域全土に残っています。

去年起きた大地震の影響は、地域全体の人々にいまだ大きな負担を与えています。「子どもに優しい空間」イニシアティブは、子どもたちが苦しみから立ち直り、新たな生活をスタートする準備ができるよう、心理的、精神的な支援を行うことを目的としています。

親や教師は、この一年の間で、子どもたちの振る舞いに劇的な変化が表れていると話します。フェイシュイ・タウンシップにある「子どもに優しい空間」のマネージャーであるタン・ショピンさんは、子どもたちの書く絵が震災直後の絵から大きく変化したことから、子どもたちの心理状態が好転していることが分かると言います。

「私たちが行った最初の活動は、子どもたちに自分たちの心の中を描いてもらうことでした。ある男の子は転覆したボートを書きました。またある女の子は、崩れたビルと人々が通りに逃げ出している様子を描きました。今年、私たちが子どもたちにもう一度絵を描いてもらったところ、子どもたちの絵には、色とりどりの風船やたくさんの笑顔が描かれていました。」

「子どもに優しい空間」では、子どもたちへの心理的な支援だけでなく、ハ・リーピンさんのように、子どもを震災で亡くしたおとなたちへの支援も行っています。リーピンさんは現在、ユニセフが支援するパートナー団体「中国女性連合」の代表を務めています。

「娘を失った最初の数ヵ月は、悲嘆に暮れていました。でも、今ここで働いて、毎日子どもたちと一緒にいることに喜びを感じています。子どもたちを見ていると、娘を見ているような気がするんです。」(リーピンさん)

***
「中国大地震緊急募金」は2009年10月31日をもって受付を終了いたしました。皆様のご協力によって、中国事務所に送金できた額は334万ドル(3億2,000万円)にのぼりました。
皆様の温かいご支援に心から御礼申し上げます。

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◇ 自然災害緊急募金のご案内 ◇

ユニセフは、世界各地で発生している洪水や地震などの自然災害の被災者のために、緊急・復興支援活動を行っています。日本ユニセフ協会では、ユニセフが各地で実施する自然災害への緊急・復興支援活動を迅速に支援するため、自然災害緊急募金を受け付けています。
皆様のご協力をお願い申し上げます。


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