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緊急支援情報
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ミャンマー・サイクロン緊急募金情報2009
2009/8/5
第30報
ミャンマー・サイクロン活動報告会 「緊急援助から復興支援へ」 〜;日本人保健・栄養チーフによるこれまでの活動報告〜;
2009/7/28
第29報
サイクロンの後に生まれた「子どもに優しい学校」
2009/6/26
第28報
ミャンマー:サイクロンから1年成果報告書-復興に向けて
2009/5/1
第27報
ミャンマー:サイクロン被害から1年 続く復興支援活動
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ミャンマー・サイクロン緊急募金情報2008
2008/11/21
第26報
サイクロン・ナルギス発生から180日:救援活動は順調ですがまだまだ支援は必要です
2008/9/29
第25報
ユニセフ:被災者キャンプで教育を支援
2008/9/8
第24報
「子どもに優しい空間」で日常を取り戻す子どもたち
2008/9/8
第23報
サイクロン「ナルギス(Nargis)」の被害から120日が経過
2008/8/13
第22報
ユニセフ・ミャンマー活動報告会開催! 國井修氏の報告
2008/7/23
第21報
子どもたちを学校へ!(4)最大被災地でも学校が再開、ユニセフは支援を継続しています
2008/6/18
第20報
ユニセフは、最大被災地で学校の再建を支援開始しています!
2008/6/5
第19報
子どもたちを学校へ!(3)サイクロン被害から1ヶ月、ユニセフの学校再開支援 報告
2008/5/29
第18報
子どもたちを学校へ!(2)
2008/5/28
第17報
子どもたちを学校へ!
2008/5/27
第16報
ミャンマー政府の国際支援要員受け入れ決定を受け、ユニセフの緊急支援応援要員、さらに現地入りへ
2008/5/26
第15報
「ミャンマー政府の国際社会の支援受け入れ拡大を歓迎します!」(パン国連事務総長)ユニセフの現地支援活動は続いています
2008/5/23
第14報
未だに支援が届かない地域:ユニセフ、パートナーとともに支援を急ぐ
2008/5/22
第13報
求められる「子どもに優しい空間」設置拡大
2008/5/21
第12報
ユニセフ、1000人の子どもに麻疹(はしか)の予防接種を実施
2008/5/20
第11報
子どもたちへの被害が最大の懸念
2008/5/19
第10報
人身売買・誘拐・徴兵・・・子どもたちに迫る新たな危機
2008/5/16
第9報
被災者の4割以上、100万人が子どもたちユニセフ 肉親と離れ離れになった子どもたちを親や親戚と再会させるため、ラジオ放送も開始
2008/5/15
第8報
ユニセフ 感染症対策をスタート 追加支援要員も間もなく入国
2008/5/14
第7報
「今、国際社会の支援が必要なのです!」(パン国連事務総長)最前線で活躍する日本人ユニセフ職員の報告
2008/5/13
第6報
ユニセフ、子どもたちのトラウマ(心の傷)の拡大を懸念 各地に「子どもに優しい空間」を設置
2008/5/12
第5報
ミャンマー サイクロン被害:子どもたちに安全な飲料水確保を−;ユニセフの支援物資、ミャンマーに到着
2008/5/9
第4報
ミャンマー サイクロン被害:幼い子どもたちの命が大きな危機に 緊急募金受け付け中
2008/5/8
第3報
ユニセフ(国連児童基金) 当面の支援活動費用として、国際社会に820万米ドル(約8億6千万円)の支援を要請
2008/5/7
第2報
ミャンマー サイクロン被害:国際社会からの更なる支援が必要−;ユニセフ現地事務所からの報告
2008/5/6
第1報
ミャンマー サイクロン被害:日本ユニセフ協会 50万ドル(約5200万円)を緊急支出
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ミャンマー・サイクロン緊急募金情報

ミャンマー サイクロン被害第27報
ミャンマー:サイクロン被害から1年 続く復興支援活動

【2009年5月1日 ミャンマー発】

© UNICEF/Myanmar/2008/Naing
サイクロン「ナルギス」により4000校以上の学校が全半壊した。被災一週間後、コテル町の小学校があった場所を訪れたユニセフのスタッフ。

2008年5月2日から3日にかけてミャンマーを襲い、甚大な被害をもたらしたサイクロン「ナルギス(Nargis)」発生から、明日でちょうど1年を迎えます。被災者約240万人以上、その4割近くが子どもたちと推定され、その規模の大きさと地理的条件の厳しさから支援活動は難しいものとなりました。ナルギスが残した深い爪跡が残るミャンマーの子どもたちのために、ユニセフは支援活動を続けています。

小学校2年生のス・ピイ・フォヨ・ルウィンちゃん(7歳)は、新学期が始まる今年の6月を目指して建設が進む真新しい学校の姿から目を離すことができません。

学期末が近づくにつれ、ルウィンちゃんや彼女の友人達は、臨時の教室として使われている修道院から、学校が再建されていく様子を、ますます興奮して見つめるようになりました。彼女たちは、恐らく何千回も、学校の校庭に造られている色とりどりの遊具のことを話題にしたに違いありません。以前は、シーソーなどといった遊具は、想像上のものでしかなかったのです。

© UNICEF/Myanmar/2008/Naing
被災後、ユニセフは、屋根用資材をクンギャンゴンへ送った。ユニセフの初期の支援活動は、臨時教室の設置と倒壊した学校の修復作業であった。

新しい学校の完成まであと1ヶ月。親も一緒になって、新しい教室の準備に大忙しです。この新しい学校は、サイクロン「ナルギス」に襲われるまでシット・カヤル・コーン村にあったかつての学校があった場所に建設されています。

ス・ピイ・フォヨ・ルウィンちゃんとそのクラスメートの子どもたちにとって、建設作業はもどかしいほど進んでいません。子どもたちや教師、親でさえ新しい学校を待ち望んでいるのです。昨年の5月、甚大な被害をもたらしたサイクロン「ナルギス」に襲われてから、心から安心して学業に臨むことはできませんでした。でも、この新しい学校は、そうした「安心感」とともに、かつて無かったような学校での新しい生活ももたらしてくれるはずです。

学校は完成間近。ルウィンちゃんたちの新しい学校、シット・カヤル・コーン学校は、ユニセフが「ナルギス」の最も大きな影響を受けた7都市に建設している9つの「モデル」校の中のひとつとなりました。シット・カヤル・コーン学校はサイクロンの影響で全半壊した4,000校の学校のうちのひとつです。

シット・カヤル・コーン学校は、サイクロンの被災前にあった学校より、より良く、より安全に、より子どもに優しい学校にするべくデザインされています。この国で今後建設されている学校のモデルとしての役割を担っているのです。

以前より良い環境を創る

ヤンゴン管区にあるシット・カヤル・コーン学校は、新学期、100人の生徒を迎える予定です。「よりより学校再建」イニシアティブの元で再建されている他の8校と同様、この6月に開校予定のこの学校にも、図書室、校庭、校庭の外壁、職員室が整備されています。すべての学校に、飲料水やトイレが設置され、障害のある子どもたちも容易にアクセスできるような配慮がなされています。

新しい学校はまた、ミャンマーの伝統的な建築様式に基づきながら、現地で調達可能な材料を利用して暑さや騒音を軽減する新しい技術も導入されています。また、今後起こり得る災害に備え、コミュニティの緊急避難所として利用できるようにもデザインされ、サイクロンや地震にも十分に耐えうるよう設計されました。ユニセフは、2010年末までに、こうしたモデル校を37校建設する予定です。

世界で最も悲惨な災害のひとつとも言われているサイクロン「ナルギス」がもたらした甚大な被害。村の人々に残されたのは、子どもたちの教育への「望み」だけでした。修道院の臨時教室で授業が再開されると、ユニセフ・ミャンマー事務所は、授業をより活発にするための学校教材、教科書、学校用具を積極的に提供しました。

「コミュニティも私も、学校施設を維持し、学校を安全に保つために細心の注意を払うつもりです。」学校建設のために自らの土地の利用を申し出た、村の修道院長バッダンダ・サンダウバスさんは話します。

サイクロンによって、多くの人々の生活が崩壊しました。学校の再建作業は、こうした人々に仕事を得る貴重な機会も与えています。「一日2,500?3,000チャット稼ぐことができます。」地元の村人のウ・キャウ・モエさんは話します。「サイクロンで、野菜畑を失いました。節約して、学校建設の仕事で得た収入で、早く元の生活に戻りたいです。8年生になる私の娘のように多くの優秀な子どもたちを生み出すこの学校を建設する手伝いができてとても光栄です。」

この村の人々は、学校建設に積極的に参加しています。学校建設が行われている地域では、教師や父母会、そしてコミュニティの人々が、学校建設に関わる人々のために、食事や宿泊場所を提供しています。

「学校を建ててくれた人々に、どんなに感謝しても言葉で言い表すことはできません。子どもたちに、より良い学習環境を作ることはとても大切なことです。」ハラ・ミョさん(41歳)は興奮気味に話します。彼の息子も、この新しい学校に通う予定です。ミョさんは学校再建に協力し、雨の日でも晴れの日でも、長時間働いています。

ミャンマーのデルタ管区を中心に襲ったサイクロン「ナルギス」への緊急支援の一環として、ユニセフは、被災した2,740校の60パーセント近くに、学校用具、教育用教材、学習用教材、遊び場づくりのための資材などを提供。これにより、41万人の小学校の子どもたちが恩恵を受けました。この支援により、学校閉鎖の期間が最小限に抑えられ、31万5,000人の子どもたちが小学校に再び通うことができるようになりました。

ユニセフはまた、「より良い学校再建」イニシアティブの一環として、教員4,500名に、子どもを主人公にした新たな教育アプローチの研修も実施しています。

「この地域に、真新しい、以前よりも強く質の高い学校が建設されるのを見て、本当に感動しています。私たちの村が、学校建設のモデル校のひとつに選ばれたことも誇りに思います。」ダウ・サン・イ校長先生は涙を浮かべてこう話しました。

ユニセフの復興支援活動は順調に進んでいます。しかし、ミャンマーの子どもたちが抱える問題の長期的な解決をもたらすためには、引き続き、息の長い地道な活動が求められています。

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「ミャンマーサイクロン緊急募金」は2009年10月31日をもって受付を終了いたしました。
皆様のご協力によって、ミャンマー事務所に送金できた額は743万ドル(7億6,500万円)にのぼりました。
皆様の温かいご支援に心から御礼申し上げます。

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◇ 自然災害緊急募金のご案内 ◇

ユニセフは、世界各地で発生している洪水や地震などの自然災害の被災者のために、緊急・復興支援活動を行っています。日本ユニセフ協会では、ユニセフが各地で実施する自然災害への緊急・復興支援活動を迅速に支援するため、自然災害緊急募金を受け付けています。
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