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ユニセフ協会からのお知らせ

3月11日の地震で余震などの心配もございますので、今回は中止とさせていただきます。
皆様のご理解を何卒宜しくお願い致します。

2月6日は『世界FGM/C(女性性器切除)根絶の日』
ゼロトレランスデー2011 セミナー開催(3月12日)のお知らせ

【2011年2月10日】

女性性器切除(=Female Genital Mutilation/Cutting、以下FGM/C)とは、アフリカをはじめアジアや中東など世界各国において長年にわたり行われてきた女子や女性の性器の一部もしくは全部を切除してしまう慣習です。FGM/Cを行う理由は地域によって異なりますが、例えば、女性はFGM/Cを終えてはじめて結婚の準備が整うとされ、FGM/Cを行わない場合はその女子・女性のみならず家族全体が村のコミュニティーの中で疎外されるなどといったケースがあります。健康面で長期的な影響を及ぼし、心にも深い傷を負わせるFGM/C。現在世界で1億〜1億4千万人の女子・女性がこうした切除を受けており、毎年300万人の女子・女性がその危険にさらされていると推測されています。

FGM/Cをはじめ、女性や子どもの健康に影響を与える様々な慣習に起因する問題に取り組むNGO、インター・アフリカン・コミッティー(The Inter-African Committee on Traditional Practices Affecting the Health of Women and Children —IAC) は、FGM/Cの根絶に向けた国際社会と市民の連携を構築するため、2003年、エチオピアの首都アディスアベバで、「FGM/C根絶」世界会議を開催。ユニセフをはじめとする国際機関やNGO、各国政府代表や議員、学識経験者、世界の宗教指導者、若者の代表に加え、女性性器切除を施術していた人々などが参加したこの会議は、毎年2月6日を「世界FGM/C(女性性器切除)根絶の日」とすることを宣言しました。

日本ユニセフ協会は昨年に引き続き、FGM/C根絶に取り組む日本のNGO、「FGM廃絶を支援する女たちの会」(WAAF)と共催し、FGM/Cが肉体や精神に及ぼす影響について考えるセミナーを次のとおり開催いたします。

© 日本ユニセフ協会© 日本ユニセフ協会
昨年のFGM/Cゼロトレランスデー2010セミナーの様子女性グループ(ウォンガイ・ガールズ)によるアフリカの打楽器演奏の様子

<FGM/C(女性性器切除)ゼロトレランスデー2011 セミナー>

日  時2011年3月12日(土) 13:00〜15:30 (受付 12:30より)
会  場ユニセフハウス 橋本正記念ホール (港区高輪4-6-12)
プログラム13:00    開会
13:15    人体模型を使ったFGMの説明
13:35    川原尚行氏(NPO法人ロシナンテス 理事長)講演
            『スーダンの女性—価値の多様性とそこから学ぶもの—』
14:35    質疑応答
14:55    ウォンガイ・ガールズによる太鼓演奏&ダンス
15:25    赤松良子日本ユニセフ協会会長あいさつ
15:30    閉会
参加費無  料
お申込み方法 FAX(03-5789-2036)またはEメール(jcuinfo@unicef.or.jp)にお名前・ご連絡先(電話番号)をご明記いただき、件名は「FGM/Cセミナー」として、日本ユニセフ協会広報室まで。

※複数名でお申込みをされる場合は、代表者の方のお名前、ご連絡先のほか、ご参加人数をお知らせください。

※事前申し込みの方を優先とさせていただきますが、お席に余裕がある場合は当日受付もさせていただきます。当日受付に関する座席状況のご確認は、お手数ですが広報室(TEL:03-5789-2016)までお願いいたします。

定  員130名
※定員に達し次第、締切りとさせていただきますので予めご了承ください。
備  考 駐車スペースはございませんので、お車でのご来場はお控えください。

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