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イラク情報2003年
2003/11/18
イラクの子どもたちのためのユニセフ緊急・復興支援
 
2003/10/17
イラクの子どもたちのためのユニセフ緊急・復興支援
 
2003/8/26
イラクの子どもたちのためのユニセフ緊急・復興支援
2003/8/18
ユニセフは、爆発で被害を受けた水道管を修復
 
2003/8/8
日本人ユニセフ職員による現場報告(ユニセフ・バクダッド事務所 物資調達担当官 竹友有
2003/7/31
イラクの子どもたちのためのユニセフ緊急支援
2003/7/17
不発弾が子どもの遊び道具になっている
 
2003/6/30
アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使、イラク帰国報告会レポート
2003/6/26
戦争の影響を受けたイラクの子どもたちのニーズの調査を実施
 
2003/6/17
ユニセフイラク緊急報告会レポートユニセフイラク代表 カレル・デ・ロイ氏講演
2003/6/17
学年末試験の実施がイラクの治安の試金石/予防接種事業再開
2003/6/13
戦後のイラクにおける子どもの人身売買に注意
 
2003/6/12
ユニセフによる下水道設備の修復とゴミ収集活動
2003/6/8
下痢性疾患(コレラ、赤痢、チフス)に苦しむ子どもたちを支援
 
2003/5/28
イラク南部への支援:予防接種、ゴミ清掃、不発弾、そして教育支援
 
2003/5/22
ユニセフはイラク全土で調査を実施:水と衛生の状態の悪化が深刻
 
2003/5/14
緊急調査結果:子どもの急性栄養不良が昨年の倍になったことが判明
 
2003/5/12
イラク南部:略奪された上下水施設と回復のための努力
 
2003/5/9
病院・水・学校 および イラク南部の状況
 
2003/5/2
戦争は終わったが、イラクの子どもたちを守る闘いは勝利から程遠い
 
2003/5/1
ユニセフ・イラク代表がバグダッドに戻る
 
2003/4/30
イランからバグダッドに向けて緊急支援物資を輸送
 
2003/4/27-28
ユニセフはイラク南部で“スクール・イン・ア・ボックス”を配布
 
2003/4/24
バグダッドにおけるユニセフの支援が続く
 
2003/4/22-23
ユニセフの国際スタッフがイラクに再び入る
 
2003/4/20-21
バグダッドの病院に医薬品などを運ぶ
 
2003/4/17
バグダッドの状況:病院では水不足が深刻、ユニセフは給水車で病院に水を運ぶ
2003/4/15-16
ウムカスルにきれいな水を届ける、イラク南部では黒水熱が発生
 
2003/4/11-14
ユニセフはイラク北部で学校保健プログラムを再開
 
2003/4/9-10
ユニセフはイラクの子どもたちの状況が悪化と警告
 
2003/4/7-8
のべ85台のユニセフの人道支援物資を運んだトラックがイラク国内に到着
 
2003/4/4-6
ユニセフはイラクの子どもたちの状況を懸念 ユニセフ事務局長声明、南部には 緊急支援物資が届く
2003/04/1-3
支援物資の輸送努力が続く、 南部では水の供給が急務、北部では地雷により子どもたちが被害に
2003/03/29
国連共同アピール:ユニセフなどを通じた緊急人道支援の必要性を訴える
2003/03/28
イラクの子どもたちを救うため、1億6,600万米ドルが必要
2003/03/25
子どもたちの状況悪化に「深い憂慮の念」バスラでの断水が深刻
 
2003/03/25
イラク緊急募金の受付を開始いたします
2003/03/20
子どもたちの保護を第一優先に! ユニセフ事務局長声明
2003/03/19
子どもたちを守る努力にも関わらず、前途は厳しい
 
2003/3/18
キャロル・ベラミー ユニセフ事務局長 講演:イラクでも、そしてどの国ででも… ユニセフが重点的に進める5つの優先課題
2003/03/11
栄養不良の子ども40万人への支援を急ぐ栄養強化補助食が到着
 
2003/03/04
緊急予防接種キャンペーン 400万人以上の子どもにポリワクチン投与
 
2003/03/03
予防接種キャンペーン開始 ポリオ2月23日からはしか3月上旬から
 
2003/01/28
ユニセフ事務局長声明「平和こそユニセフの願い」
 
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緊急支援情報
受付中の緊急募金 >>ロヒンギャ難民 l シリア l 自然災害 l アフリカ栄養危機 l 人道危機 l 過去の緊急募金報告 l

イラク情報

「受付は終了しました」

ユニセフはイラク南部で “スクール・イン・ア・ボックス” を配布
一刻も早い学校の再開を目指す

[アンマン 2003年4月28日]
 先週金曜日、ユニセフ事務局長キャロル・ベラミーは、イラクの子どもたちが一刻も早く学校に戻れるように緊急の呼びかけをしました。現在、ユニセフの調査団はイラク南部を回り、このアピールの重要性を強調しています。

 ユニセフ職員が訪れたすべての街と村で、多くの子どもたちが道をさまよい、通り過ぎる車に物乞いをして食糧や水を求めていたと言います。また、旧イラク・ディナールをアメリカ・ドルに両替する仕事をして、なんとか生活している子どももいます。もっと驚くことに、不発弾により死傷する子どもや、ゴミをあさる子どももいたと言います。

 こうした現状は、イラクの子どもたちの生活にもっと必要な基盤を整えるために、子どもたちを学校に戻すことの重要性を示しています。また、それはイラクの子どもたちが戦争のトラウマから回復するための道筋をつけてくれます。

 イラク南部では、いくつかの学校が再開しています。しかし、多くの学校が、まだ再開できないままです。例えば、ズバイルでは、市内124校のうち、5校が戦争中完全に破壊され、40校が徹底的な略奪にあいました。紛争の直接の影響を免れた学校でさえ、教材が不足しています。ユニセフは“スクール・イン・ア・ボックス(箱の中の学校)”—生徒80人分の基礎教材を含む—と呼ばれる教育キットを配布し、教材不足を補おうとしています。これは始まりにすぎません。

 昨日、ユニセフはバグダッドの下痢性疾患の発生について言及しました——病気の発生は、きれいな水が不足し続けていることにより生じていると言って良いでしょう。ユニセフの主要な優先課題のひとつは、安全な水を必要とする人々に提供することです。私たちは、今、こうした努力が実を結んでいる確実な証拠を得ています。

 2週間前、子どもの間で下痢性疾患が急激に増加していると警告していたウムカスルの病院では、医師が病気にかかる子どもの数はピークに達していると話しています。地元の医師は、状況が改善してきているのは、ユニセフがクウェートから毎日給水車で運んでいる、きれいな飲料水が配給されたためだと言います。

 昨日、2度目のユニセフの輸送団が、イランからイラクに入りましたが、現在イラン・イラク国境にある別のトラック2台が、バグダッドへ向けて40トンの高たんぱくビスケットと医療機器を運んでいます。この輸送団—イランから初めて水以外の支援物資を運ぶ—が、今後の支援の先駆けとなることを期待しています。それは、特にコスラビ国境が首都バグダッドから160キロメートルしかはなれていないからです。

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バグダッドでは下痢性疾患が発生

[アンマン 2003年4月27日]
 バグダッドのユニセフ職員は、今日、市内の最貧地区の病院で、下痢性疾患の発生が深刻化していると報告しています。アル・ノーア病院では、3時間で300人の下痢性疾患患者がいました。その多くが、子どもたちです。

 ユニセフ職員によると、市内の治安の欠如と交通費の高騰により、多くの病人が深刻な脱水症状になるまで病院に行くことができないでいると言います。例えば、医療の助けに頼るのがあまりにも遅かったり、犠牲者が家でひとりで死んでいるというケースもあります。実際には、下痢性疾患に苦しむ子どもの本当の数は、病院に来る患者の数よりもずっと多い可能性があると認識しなければなりません。

 もし、報告書の通り、アル・ノーア病院で見られる下痢性疾患がバグダッドの他の地域やそれ以外の地域でも発生しているのであれば、それは安全な水がイラク国民に早く届くよう保障することが、決定的に重要だと強調することになります。

 しかし、概して、他の地域では下痢性疾患は発生していません。しかし、実際、少なくともイラク南部では、浄水施設で生水を安全な飲料水にするために必要な浄水剤が不足する可能性が非常に高く、こうした状態を是正する方策が早急に採られない限り、下痢性疾患の急増は避けられないかもしれません。

 良いニュースとして、今日、7台のユニセフのトラックが6万リットルの飲料水を運び、イランから国境を越えファオ半島に向かいました。これはイランからの2度目のユニセフ給水輸送団です。この輸送団が比較的簡単に国境を越えたことは、イランをイラク支援のための重要なルートとするユニセフの努力が実を結び始めていることを示唆しています。

 最後に、ストリートチルドレンのための施設、アル・ラーマ・センターからいなくなった子どもたちを探す活動に関する新しい情報です。施設の責任者によると、今日、いなくなった女の子3人と男の子4人を見つけたと言います。しかし、どの子も施設に戻ることに同意していません。彼らが逃げ出したかったショッキングな環境と、無法者に施設を略奪された恐ろしい状況を考えると、彼らが施設に戻ることを躊躇する気持ちは理解できます。一方、アル・ラーマ・センターからいなくなった他の19人の女の子の消息は不明です。

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募金のお願い

 ユニセフによるイラクへの緊急支援を求める発表を踏まえ、日本ユニセフ協会では、今後さらに必要とされるイラクの子どもたちへのユニセフの人道支援活動を支援するため、イラク緊急募金の受付を開始します。多くの皆様のご支援をお願い申し上げます。


イラク復興募金
郵便振替:00190-5-31000
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会
*通信欄に「イラク」と明記願います。

*当協会への募金は寄付金控除が認められます。
インターネットからも募金を受け付けています。
(https://www.unicef.or.jp/bof/bo.html)

お問い合わせ先:
財団法人日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012 FAX:03-5789-2032

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