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パキスタン緊急募金 第31報
かつてないほどの被害:ユニセフ南アジア地域事務所代表の報告

【2010年8月20日 パキスタン発】

© UNICEF/2010/Pakistan/Dsouza
パキスタンのシンド州スックル市の避難キャンプで。

パキスタンを襲った洪水の惨状と被害は、前例がないほどの規模になっている・・・被災地を訪れたユニセフ・南アジア地域事務所のダニエル・トゥール代表は訴えました。パキスタンは、過去30年以上で最悪の自然災害に直面しています。

トゥール代表は、シンド州の冠水した地域を訪れ、次のように述べました。「数千もの村と町が流されてしまいました。」「シンド州政府と人道支援団体による支援活動を、早急に拡大する必要があります。」

トゥール代表は、今回の大災害の規模は、トゥール代表が過去15年間に世界各地で見てきた様々な災害現場の中で、最悪のものだと言っています。

危機的な状況に陥りつつある被災地
© UNICEF/2010/Pakistan/Dsouza
パキスタンのシンド州にある避難キャンプを訪れたユニセフ・南アジア事務所のダニエル・トゥール代表。

シンド州の洪水被災地の状況を空から確認した後、トゥール代表は、国連人道調整官も兼ねているユニセフ・パキスタン事務所のマーティン・モグワンジャ代表と、同州の災害管理局長官や洪水被害対応弁務官とともに記者会見に出席。その後、シンド州知事ら同州の首脳との会議に参加し、支援活動と現状と不足している財源について協議しました。

トゥール代表は、また、シンド州スックル市内の避難キャンプを訪れ、被災者の話を聞きました。

トゥール代表は、スックルで、避難キャンプでの生活を強いられている女性と子どもたちのための支援活動を視察。現在、ユニセフは、このキャンプで清潔な飲料水と衛生施設(トイレ)を提供していますが、さらに数百万人の人々に対する同様の支援の必要性を強調しました。

「一刻も早く、清潔な水の提供を拡大しなければなりません。」「それができなければ、コレラや下痢、赤痢といった水を媒介とする病気が蔓延し、被災地の人々、特に、すでに衰弱し、病気に対する抵抗力が最も弱く、栄養不良に陥っている子どもたちの命が奪われ始めることになります。」(トゥール代表)

長期的な支援
© UNICEF/2010/Pakistan/Dsouza
パキスタンのシンド州に設置された給水ポンプに水を汲みに来た洪水被災者の女性と子どもたち。

政府の報告によれば、今回の災害により、シンド州だけで約400万人の人々が被災。パキスタン全土で最大2000万人がこの洪水の影響を受けたものと見られています。

ユニセフは、被災者の方々が待ち侘びている緊急支援を展開している人道支援団体のひとつです。救援支援チームは、手動式給水ポンプや簡易設置型の大型給水タンクの設置などの方法で安全な飲料水の提供を行っているほか、トイレの設置、そして、衛生用品などのセットや経口補水塩といった必須医療品の配布も行っています。被災地を巡回して医療支援活動を行っている救援チームを通じて、浄水剤やワクチンも被災者に届けられ始めています。また、ユニセフは、被災者に安全な飲料水や公衆衛生、予防接種、母乳育児、母性保護の重要性を訴える啓発活動も行っています。さらに、教育支援や子どもの保護活動も展開しています。

トゥール代表は、政府が支援している避難キャンプに設置された、3歳から12歳までの子どもたちのための安全な学習スペースとレクリエーションスペースも訪れました。こうした場所で、ユニセフは、教員の研修を実施。また、教材やレクリエーションキットを提供しました。

「ユニセフは、長期にわたって、ここで支援活動をしていきます。」「ユニセフは、他の支援団体とともに、被災者の方々のニーズを的確に把握し、彼らが安全に元のコミュニティに戻り、かつての生活を取り戻すことができるよう、復興も視点に入れた支援計画を策定します。」

国際社会の多くのメンバーが、パキスタンの支援を表明しています。トゥール代表は、最も厳しい立場にある人々が緊急に求めている支援を届けるため、そうした強い決意と支持を、一日も早く具体的な支援の形で示してほしいと強く訴えました。

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◇ 募金のお願い ◇

公益財団法人 日本ユニセフ協会では、自然災害により困難な状況にある人々に対してユニセフが行う緊急援助を支援する 『自然災害緊急募金』 の受付を行っています。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


自然災害緊急募金
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口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
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