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仮設の学習センターは、子どもたちに、安全な環境で学習する機会を提供しています。このセンターでは、小学校で学ぶ基本的な教科を教えるだけでなく、子どもたちが心の奥に抱えているストレスを緩和するため、図画工作やレクリエーション活動も積極的に取り入れています。 各施設には、緊急時に対応できる必須指導教材や学習用品の入った「スクール・イン・ア・ボックス(箱の中の学校)」が用意されています。このキットは、こうした緊急事態下において、普段の学校生活を取り戻すための最初のステップとして、学習を再開する手助けをすることを主な目的としてユニセフが開発したものです。 ズリフガルちゃん(4歳)は、シンド州サックルの避難キャンプにある仮設の学習センターを利用する子どものひとりです。ここにいる多くの子どもたちと同じく、ズリフガルちゃんは、8月初旬にインダス川が決壊したために、シンド州北部のテュル・タルカにあった自宅から、両親と4人の兄妹と一緒に避難してきました。こうした状況の中でも、ズリフガルちゃんは楽しそうに学校に通い、熱心にアルファベットを唱えています。 「子どもたちが出来る限り早く学校に戻れるように支援することが重要です。日常生活の感覚を取り戻すことができますから。」ユニセフ・パキスタン事務所のバート・ブロリジク教育支援事業部長はこう話します。「避難キャンプにいるズリフガルちゃんはじめ多くの子どもたちは、仮設の学習センターに来て、安全な環境の中で、子どもらしく遊んだり、勉強したりできる機会を得ています。こうしたことは、子どもたちが元気を取り戻すために非常に重要なことなのです。」 “子どもらしさ”を取り戻している子どもたち
ズリフガルちゃんやクラスメートたちには、教科書、ペン、シャープペンシル、消しゴム、ノート代わりの小さな黒板等が入った小さな通学カバンが配られました。学校に通ったことのなかった多くの子どもたちにとって、こうした学校用品を手にするのは初めてのことです。 ズリフガルちゃんは、ペンの持ち方を教わると、すぐに、実際に描き始めました。魚を書いてから、パキスタンの国旗を書くと、「これ見て!」と先生に呼びかけました。 ズリフガルちゃんの隣の子は、鉛筆を削る方法を始めて学びました。「スクール・イン・ア・ボックス(箱の中の学校)」の中に入っていたブロックで、車やトラックを作りはじめた幼い子どもたちもいました。 先生は、身をかがめてズリフガルちゃんの絵を見て、彼を褒めました。興奮した様子のズリフガルちゃんは、大きな声でこう言いました。「大きくなったら、先生なりたい!」 ************** ◇ 募金のお願い ◇ 公益財団法人 日本ユニセフ協会では、自然災害により困難な状況にある人々に対してユニセフが行う緊急援助を支援する 『自然災害緊急募金』 の受付を行っています。
なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。 |