驛「譎「�ス�。驛「譏懶スケ譁溽、シ�ケ譎「�ス�シ驛「�ァ陋幢スオ邵コ蟶キ�ケ�ァ��ュ驛「謠�郢摎
パキスタンでは、大規模な洪水被害が続いています。1,800万人近くが被災。国土の約5分の1が浸水したままの状態です。洪水発生から1ヵ月。死者の数は約1600人に上り、さらに増加している模様です。 数週間にわたって降り続いた豪雨は、現在、広い範囲でやんでいます。カイバル・パクトゥンクワ州とパンジャブ州南部では、洪水で破壊されたコミュニティの再建・復興支援が始まり、この地域の人々は、数週間テントでの生活をおくってきた避難キャンプから、帰還するよう促されはじめています。 ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、洪水の影響を受けた地域の状況を確認するため、30日、現地入り。最初に、カイバル・パクトゥンクワ州の中で最も深刻な影響を受けた地域のひとつ、チャルサッダを訪れました。この地域で、ユニセフは、一時避難所として使用されている学校での暮らしを余儀なくされている数千世帯に、飲料水や保健・衛生用品などの支援物資を提供しています。 飲料水の危機
洪水の水がインダス川を通じて南に流れ込むに従い、シンド州でも新たな問題が発生しています。国の南部でも、新たに洪水被害が発生する可能性が高まっているのです。 「危機的な状況が、非常に大きな範囲に広がっています。」「残念ながら、人々は、場所を選ばすに用を足している状況です。」「そして、その水が、飲み水としても利用されているのです。」ユニセフ・パキスタン事務所のオマル・エル・ハッタブ水と衛生事業担当官はこう話します。 エル・ハッタブ水と衛生担当官は、洪水の水が引き始め、いつくかの州では、(河川は)通常の水位にまで戻っていると話し言います。しかし、一方で、パキスタン全土で清潔な飲料水を被災者に届けることについては、未だに物流面での障害が残っていることや、資金不足の問題など、課題が山積みだと指摘しました。 高まる支援へのニーズ
洪水被災地では、非常に多くの人々が、いまだに路上での生活を強いられています。ユニセフは、道路沿いに立てられているアクセスが比較的容易で、基礎的な社会サービスを提供する公共施設やモスク、学校に、トイレを設置するべく活動しています。 エル・ハッタブ水と衛生事業担当官は、ユニセフは、飲料水が提供されていないために、特にマラリアや下痢といった疾患の流行が拡大する恐れがあることを懸念していると話しました。今週末、洪水に関連する様々な病気により、医療援助を求める患者の数は100万人増加しました。被災者のおよそ半数は、特に病気への抵抗力が非常に弱い子どもたちです。 ユニセフは、現在、1日に200万人以上の人々に飲料水を提供しています。また、パキスタン政府と人道支援団体は共同で、貯水タンクや修復した水供給システムを利用して、できる限り多くの人々に支援を届けています。 しかしながら、現在、ユニセフは、飲料水の提供に精一杯で、本来であれば同時に実施したいと考えている衛生環境の確保のための活動のほんの一部しか実施できていない状況にあります。支援を求めている数百万人の人々に届ける物資を、パキスタン国内で入手することができないのです。 支援物資の現地大量生産も「トラックを使った給水活動は、例え、財源が確保できたとしても、持続可能なものではありませんし、実行できることでもありません。」「パキスタンには、(十分な数の)トラックがないのですから。」エル・ハッタブ水と衛生事業担当官はこのように強調します。 また、人道支援団体自身も、洪水によって、いつくかの大きな痛手を受けています。 「ユニセフが、ペシャワルに持つ最も大きな倉庫も、洪水でやられてしまいました。そこに備蓄していた品物は、全て駄目になってしまいました。」 このため、ユニセフは、浄水のための機材やトイレ(便器)の(現地での)大量生産を含め、支援物資確保のための対策を講じています。こうした活動によって、さらに多くの洪水被災者への支援が可能となり、感染症の流行を低減することが期待されています。しかしながら、特に、安全な飲料水の確保は、パキスタン全土で、今最も重要かつ困難な支援活動となっています。 ************** ◇ 募金のお願い ◇ 公益財団法人 日本ユニセフ協会では、自然災害により困難な状況にある人々に対してユニセフが行う緊急援助を支援する 『自然災害緊急募金』 の受付を行っています。
なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。 |