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この活動の一環として、治療センターへのアクセスのないコミュニティにも手を差し伸べるため、治療用の食事を提供する保健巡回チームが活動しています。こうしたコミュニティの子どもたちの大部分は、この保健巡回チームが提供する支援で回復できていますが、症状が深刻な場合は、センターで治療を受ける必要があります。 ユニセフは、シンド州タッタ地区で、深刻な合併症で苦しむ栄養不良の子どもたちが治療を受けられるよう、市民病院内にこの地区で初めてとなる治療センターを設置しました。このセンターは、ユニセフが、エングロ・ケミカル社の支援を受けて設立したものです。センターには、子ども用のベッド6床と付き添い者用ベッドが置かれ、ユニセフから栄養補給剤と医薬品の提供を受けています。また国立小児保健研究所が、この施設でスタッフの研修を行っています。 ハミードちゃん(2歳)は、最近、高熱と下痢でタッタ治療センターに運び込まれてきました。「息子のどこが悪いのか全くわかりませんでした。村の医者が何か飲ませたんですが、身体全体に腫れが出始めたんです。」 ハミードちゃんのお母さんはこう話します。治療を受け、治療用の食事を処方され、ハミードちゃんの体調は著しい回復を見せています。 呼吸器系の疾患や重度の皮膚炎といった合併症に苦しむ他の5人の子どもたちも、現在このセンターで治療を受けています。 対応能力を上回る患者数
この治療センターは、タッタに初めて設置された唯一のセンターということもあり、利用者も多く、対応が追いつかない状況です。「今のところ、6人の子どもが入院していますが、この2ヵ月間で51人の患者が治療を受けました。」センターの看護師、シャグフタ・サモオさんは話します。「このセンターはもう一杯ですから、子どもたちに他の病院を紹介しなければならないんです。」 タッタ地区保健局の副局長のカレド・ナヴァズ医師は、子ども、特に女の子と女性の栄養不良を改善するために、やらなければならないことが山積みしていると説明します。「社会では、男性は女性よりも優位な立場とされていますので、男の子よりも女の子の栄養不良が多くなっています。」「もっと保健教育が必要です。母親も栄養不良なのです。学校で、栄養面の支援活動を実施するべきです。」 政府が国内で大規模に展開している「女性保健員」プログラムを通して、コミュニティの女性が、地元の妊婦や授乳中の母親に、妊産婦と子どもの保健と栄養に関するメッセージを伝えています。「授乳中の母親に、生後6ヵ月間は母乳だけで育て、それから流動食や離乳食を与えなければならないと話しています。」保健員のカキボオル・アハメドさんはこう話します。 命を救う支援物資ユニセフは、特に、何千人もの女性保健員が洪水に被災してからは、このプログラムに対して大規模な支援を行っています。同時に、ユニセフは、政府、NGO組織、コミュニティを基盤にして活動している団体と密接に連携し、洪水の影響を受けた子どもたちの命を守る栄養補助食品を提供し続けています。 しかし、洪水発生から3ヵ月以上が経った今、ユニセフの緊急支援活動は深刻な資金不足に直面し、被災地での支援活動は危機的状況に陥っています。現地での活動に当面必要な資金として2億5100万ドルの資金を国際社会に求めていますが、現在までに集まっているのは、その約半額に過ぎません。 ************** ◇ 募金のお願い ◇ 公益財団法人 日本ユニセフ協会では、自然災害により困難な状況にある人々に対してユニセフが行う緊急援助を支援する 『自然災害緊急募金』 の受付を行っています。
なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。 |