驛「譎「�ス�。驛「譏懶スケ譁溽、シ�ケ譎「�ス�シ驛「�ァ陋幢スオ邵コ蟶キ�ケ�ァ��ュ驛「謠�郢摎 財団法人日本ユニセフ協会
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パキスタン緊急募金
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パキスタン緊急募金 第48報
子どもたちのための臨時学習センター

【2010年11月15日 パキスタン・バロチスタン発】

© UNICEF Pakistan/2010/Sami
パキスタンのバロチスタン州にあるジャファラバード郡フラワー・ミル避難キャンプにある臨時学習センターで学ぶレシュマちゃん(8歳)。

家族用テントの中で、レシュマちゃん(8歳)は、臨時学習センター(TLC)で配布された教科書を誇らしげに母親に見せています。この臨時学習センターは、ジャファラバード郡のフラワー・ミルにある避難キャンプ内に設置されています。

パキスタンで発生した洪水の影響を受けて、この避難キャンプに避難してくるまで、レシュマちゃんは、正規の教育を受けたことがありませんでした。現在、レシュマちゃんは、ユニセフからの支援を受けて、バロチスタン州のボーイスカウト協会(BBSA)が設立した臨時学習センターに通う生徒のひとりです。

レシュマちゃん一家は、洪水に見舞われる以前、ジャファラバード郡のジャトパト町の近くにあるマラ・バガン・ババ村で暮らしていました。しかし、洪水に襲われ、レシュマちゃんの両親は、5人の子どもたちを連れて、急いで村から避難しなければなりませんでした。幸運なことに、ジャファラバード郡のフラワー・ミルにある避難キャンプが、村からわずか3キロ西の場所に設置されました。レシュマちゃん一家は、この避難キャンプで難民登録を受け、テントを支給されたのです。

教育を受ける機会
© UNICEF Pakistan/2010/Sami
パキスタンの洪水被災地バロチスタン州のジャファラバード郡フラワー・ミル避難キャンプにある臨時学習センター内の教師と子どもたち。

レシュマちゃんの両親は、緊急事態の真っ只中にあるこの困難な状況で、子どもたちが教育を受ける好機に恵まれるとは、思いもよりませんでした。「洪水で家も村もなくなり、全ての所持品を失いました」と、レシュマさんの母親は話します。「避難キャンプに避難してきてから、子どもたちはここで楽しそうに勉強しています。ここでなんとか耐えることができそうです。」

ジャファラバード郡のフラワー・ミル避難キャンプは、バロチスタン州から他の地域をつなぐ幹線道路と線路の間に設置されています。この避難キャンプで生活している被災者数は約7,000人。そのほとんどは子どもと女性です。

ユニセフは、8月上旬に避難キャンプの設置が決定してから、すぐに被災者への支援を開始しました。地元NGOと協力して、ユニセフは、飲料水と衛生施設(トイレ)を提供しています。また、レクリエーションや学習活動のための子どもに優しい空間、そして基礎教育を実施するための臨時学習センター(TLC)も設置しました。これまでに、避難キャンプ内に、18の臨時学習センター(TLC)が設置され、1,300人の子どもたちが通っています

ユニセフは、洪水被害を受けたジャファラバード、ナシラバード、シビの3つの郡のほか、直接洪水の影響は受けなかったものの、被災者が避難してきているクエッタの避難キャンプに、合計約140の臨時学習センター(TLC)を設置しました。現在、7,000人近くの子どもたち(男の子と女の子)がバロチスタン州のTLCに在籍しています。ユニセフは、緊急時に対応できる必須学習用品等が入った「スクール・イン・ア・ボックス(箱の中の学校)」、レクリエーションキット、冷水器、学校備品を提供しています。

熱心に勉強する子どもたち

(バロチスタン州ボーイスカウト協会)BBSAに雇われている教師のひとり、ナディアさんは、避難キャンプの学習センターで働いています。ナディアさんは、大学に入学してさらに勉強を続けるつもりでしたが、洪水に見舞われて、家族と共にジャファラバード郡の避難キャンプへの避難を余儀なくされたために、進学を一時断念しました。

「ここには103名の生徒がいます。ここの女の子たちは、ウルドゥ語、英語、数学を勉強しています。彼女たちはとても勉強熱心です。」「他の子どもたちが勉強している様子を目にして、さらに多くの子どもたちが、人生で初めての勉強に魅了されつつあります。生まれ育った村や町では、学校に通っていなかった子たちもいますが、ここではとても熱心に勉強しています。」

ユニセフのサナウラ・パネザイ教育担当官は、TLCは、学校教育以上のものを提供していると説明します。

「その上、洪水で学校教育が中断された子どもたちのニーズにも対応しています。」「臨時学習センターは、全体としての一体感は維持しつつ、多様性も受け入れられるよう設計されています。」パネザイ教育担当官は、このセンターは、子どもたちが学習し、社会性を育み、レクレーションを楽しむ機会を提供しているだけでなく、教育システムから取り残されていた子どもたちにも教育の機会を与えていると付け加えました。

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◇ 募金のお願い ◇

公益財団法人 日本ユニセフ協会では、自然災害により困難な状況にある人々に対してユニセフが行う緊急援助を支援する 『自然災害緊急募金』 の受付を行っています。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


自然災害緊急募金
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口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
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