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東日本大震災復興支援 第219報
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「あの日」から、間もなく3度目のクリスマス。ユニセフ「祈りのツリー プロジェクト」は今年も12月1日(日)宮城県気仙沼に、高さ8mのビッグツリーを設置します。
「被災した子どもたちに、笑顔と心あたたまるクリスマスを届けたい」 2011年、そんな想いのもとに、様々な分野のクリエーターや美大生が、企業や大学の垣根を越えて始めたユニセフ「祈りのツリープロジェクト」。これまでに延べ3,200名が子どもたちへの想いを込めてデザインしたオーナメント(クリスマスツリーの飾り)は、有楽町・銀座はじめ東京都内や東北地方各所に誕生した「祈りのビッグツリー」を彩りました。中でも、地元の方々の「あの日を忘れない」という思いと再建への強い決意を示す、高さ8mの屋台村のシンボル“きずなの塔”を彩った気仙沼市の復興屋台村「気仙沼横丁」のツリーは、ユニセフ「祈りのツリー プロジェクト」の中でも、シンボル的な存在になりました。
「あの日」から間もなく丸3年を迎えようとしている今も、多くのものがまだ“仮”の状態。そんな中でも、“今”を生きる子どもたちに、壁を乗り越え、そして大きな夢を描いてほしいという思いを持って、今年も本プロジェクトを展開しています。
「東北の子どもたちの笑顔のために、デザインにできることはなんだろう?」
2013年も、その想いは変わりません。
イベント当日は、約20名の美大生をはじめとするボランティアの方々の手を借りながら、地元の子どもたちがオーナメントを制作。完成したオーナメントは、事前にクリエーターや美大生が制作したものと合わせ、8mのツリーを飾ります。
12月1日16時15分頃からの点灯式は、USTREAMにて中継されました。