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財団法人日本ユニセフ協会



ハイチ地震緊急・復興支援募金 第3報
ユニセフ 支援物資の配布と空輸を開始
日本ユニセフ協会 緊急募金の受付をスタート

© UNICEF/NYHQ2010-0135/LeMoyne
ポルトープランスの商業地域で、自分たちの商品を回収しようとする女性。

現地時間12日夕方、カリブ海の島国ハイチを襲った大地震。

ユニセフは、緊急支援物資の配布を開始しました。

こうした状況の中で最も弱い立場に置かれるのは、子どもたちや女性です。ハイチの約1000万人の人口の半分近くは、18歳未満の子どもたちです。ユニセフは、他の国連機関や人道支援団体とそれぞれの役割を分担しながら、こうした子どもや女性への支援を最優先に取り組みます。

ユニセフは、被災地の一つジャクメル町で食糧配給が行われるのにあわせ、調理用品セット2500個と飲料水用ポリタンク5000個を配布しています。 また、1万人分(下痢性疾患対策のための経口補水塩、浄水剤、ビニールシートなど50万ドル相当)の支援物資を載せた貨物機が、現地時間13日夕方、ハイチに到着する予定です。

また、現地時間14日には、追加のビニールシート、毛布、緊急支援用医療キット、飲料水用ポリタンクなどの支援物資を載せた救援機が現地に到着する予定です。

ユニセフは、こうした活動に充てる費用の一部として、これまでに、手持ちの資金(他の予算)から340万ドルを緊急対応的に捻出しました。現地では、医療資材や医薬品、安全な飲料水、衛生環境の確保、仮設住居など、さらに多くの支援が求められています。ユニセフは、国際社会に対し、支援を求めています。